大きな桜の木の下で？(１) (ＪＵＭＰｘＪＵＭＰ)６人組シリーズ(４)

＝やさしさ・５＝ ページ31

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小学１年生の時から・・

初めて逢った時から・・好きだったの、雄也。

ごめんね・・ごめんなさい。

雄也に・・させて、あげられない

雄也に・・して、あげられない




アイツのせいで

苦しんで、悲しんで・・バカみたい＿＿＿＿＿。





知られてしまったら・・怖くって・・

あの小５の夏の日から

ずっと、ずっと・・びくびくしてたの・・。

嫌われたくない＿＿＿＿＿。

嫌わないで・・汚い僕の事・・

嫌になってしまわないで＿＿＿＿＿＿＿。







雄也は、優しい人・・。

本当に？

僕の秘密知ってしまったのに・・

一緒に居てくれるの？・・同情じゃ・・なくて？？

僕の事・・まだ、好きでいれくれる？

ねぇ、雄也・・

僕の事・・本当に、待って居てくれるの＿＿＿＿＿？






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿






僕は、

雄也に秘密を知られてしまった・・あの日から

熱を出し、寝込んでしまった・・。

雄也にメールを貰っても、電話を貰っても

・・返す事が出来なかった。





・・このまま・・ずっと・・

学校に行きたくない・・・・。




でも＿＿＿＿＿＿＿。




ギュッと強く手首を握って

雄也は、僕を想って・・

一緒に泣いてくれた・・・。



一人で抱えていたものを

分けて欲しいと・・言ってくれた・・。




とても、嬉しくって

とても、温かい優しい気持ちになった・・・




アイツに掴まれた手首の感触が

消えて行くように・・・

温かい・・雄也の優しい感触に＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

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