=ちぃちゃん・8= ページ18
「ねぇ、教えて?・・どんなキスしたの?
どうして、キスしようと思ったの?・・
恥ずかしくない?・・こ、怖くないの?」
僕はグイグイと攻め寄った。
涼介はタジタジで、
「ちょ、待ってて。・・えっとさ、
・・そりゃー恥ずかしいし、心臓飛び出そうだった
けどさ、それよりも何よりも、オレ、裕翔と・・
キスしたかったんだよ。・・裕翔のコト好きだから
『キスしていい?』って聞くから・・オレ、
恥ずかしいし逃げたかったケド・・素直に・・
オレ、素直になりたかったんだ。・・だから、
自分からも、しちゃったし・・・ってあぁ〜!!
恥ずかしぃ―――。何言ってんだろ、オレ・・。」
___キス・・したかった・・。
好きだから・・好き。______
僕は・・・
涼介の言葉に・・涙が、零れてしまった____。
「ちょ、知念・・何、泣いてんだよ?!」と慌てる涼介と
「・・知念・・どうしたの?」と心配そうな顔のいのちゃん。
「ん・・。ご、ごめん、ごめん。
何か、涙・・出てきちゃった____。」
止めようとしても止まらない涙を手で拭った。
涼介が真面目な顔をして
「知念・・。
オレも、いのちゃんも、お前には
すんげぇ――世話になってんだから・・
何か、悩んでんなら聞くから・・。なっ。
オレ達、大したコト出来ないかも・・だけど、
頼っていいんだぜ。なぁ、いのちゃん。」
「うん。そうだよ。知念・・。
おれ、すごく、すごく感謝してるんだよ。
知念が、おれと大ちゃんのキューピットなんだから。ね?」
____________。
・・僕は、2人の優しさに・・甘えて・・
今までの・・苦しい・・気持ちを____。
今まで、ずっと、ずっと・・しまっていた
あの日の事を・・・。
言ってしまおう。・・言ってしまうの?
でも・・だって・・もう・・
苦しいんだ・・もん___________。
「涼介、いのちゃん・・ありがと・・。
・・ホントはね・・ホントは、恥ずかしいんじゃなくて・・
怖いん・・だ。怖くってしかたないの・・すごく___。」
僕は、涙を拭いながら、
「・・実はね・・涼介にも・・雄也にも言ってないし・・
家族も・・知らない・・ひ、秘密があって・ね_________。」
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あひる(プロフ) - 優子さん» わぁぁ〜い!優子さんのコメントだぁ!!ありが太陽!!嬉しいです( *´艸`) (2017年2月15日 19時) (レス) id: 6803c45da5 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。おまけのお話し良かったです。侑李君可愛い~ (2017年2月15日 19時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さん、コメントありがとうです!!おまけまでどうぞよろしくですっっ!! (2017年2月5日 21時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。侑李君嬉しそうだね。雄也君と裕翔君と涼介君と大ちゃんと慧君優しい~ヤバい~ (2017年2月5日 21時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さんっ!いつもありがとうですぅ〜!!すごく支えになります!!これからもよろしくですっっ!! (2017年2月2日 18時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2016年12月11日 14時