=ちぃちゃん・7= ページ17
「つーかさ、・・涼介・・。」と潤にぃ。
「ん?」と涼介が潤にぃの方を見る。
「お前さ、今・・いのちゃんと大貴の事
お子ちゃま呼ばわりしたけど、お前はどーなんだよ?
おめぇこそお子ちゃまなんじゃねーの?ず――っと
裕翔の事、ツンツンデレデレしてて、いや、違うな
ツンツンツンデレツンか?」
と潤にぃが涼介をからかう。
顔を赤くして
「うっ、うるせぇー!!
オレは、お子ちゃまじゃねーしっ
キスぐれーしてるし_____っ。」
勢いで言っちゃって手で口を押さえる涼介。
・・・バカだ・・涼介___。
「くっそぉー。兄貴めっ。
へ、変なコト言わせんなよっ。」
潤にぃはニヤニヤしながら
「はっは〜ん。お前あれだろ?
『夏向祭』の元音楽室の倉庫の中の
倉庫でしたろ?・・キス_____。」
「ぐっ_____っっ。」
・・涼介は顔に出やすいな・・・。
潤にぃは、またニヤニヤして畳み掛ける
「へぇ〜。
『オレは変なコトに使わねーし』とか、
言ってたのに。へぇ〜、へぇ〜。」
「うっうるせぇなっ。
・・そんなコトより、知念のコトだろ?
・・んで、オレ達のコト聞いて、どーしたかったんだよ。」
「そーだよなぁ。
これ、ネコ総会だったもんな。」
といたずらっぽく言った潤にぃの言葉に
「キィ――――ッッ!!
兄貴、うるせぇなっ!!もう、
どっか行けよっ。ほらっ____。」と涼介が怒る。
潤にぃは雅紀さんの手を握って立ち上がり
「んじゃ、行くわ。またな。
・・侑李・・何かあんなら、相談乗ってやるよ。」
と、手を振って去って行く後ろ姿に
「いらねーよ。」と涼介。
「ありがとー。」と僕。
「さようならぁ。」といのちゃん。
「ふぅ。」とため息をついた涼介に僕は
「ねぇ、涼介・・。
一生のお願いだから・・教えて・・?」
「な、なんだよ。」
「・・好きな人とする・・
キスって・・どんな・・感じ___。」
「ど、どんな感じっつたって・・。」と考え込む涼介。
「ねぇ、いのちゃん。
いのちゃんは、どんな感じ・・?」
「うーん。軽くチュってしただけのちゅーだから・・。
・・でも、心がふわってなってウキウキしたよ?」
・・と・・可愛く・・首を傾げた・・。
「・・可愛いけど・・参考にならん・・。
・・ねぇ!!涼介。・・涼介だけが頼りなのっ!!」
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あひる(プロフ) - 優子さん» わぁぁ〜い!優子さんのコメントだぁ!!ありが太陽!!嬉しいです( *´艸`) (2017年2月15日 19時) (レス) id: 6803c45da5 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。おまけのお話し良かったです。侑李君可愛い~ (2017年2月15日 19時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さん、コメントありがとうです!!おまけまでどうぞよろしくですっっ!! (2017年2月5日 21時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。侑李君嬉しそうだね。雄也君と裕翔君と涼介君と大ちゃんと慧君優しい~ヤバい~ (2017年2月5日 21時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さんっ!いつもありがとうですぅ〜!!すごく支えになります!!これからもよろしくですっっ!! (2017年2月2日 18時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2016年12月11日 14時