＝すきだよ。４＝ ページ9
「ごめんって、涼ちゃん。
じゃ、お邪魔しま〜〜すっ。」
裕翔はニコニコ笑顔で靴を脱いで上がって
スタスタとリビングに入った。
後から追いかけてリビングに入ったオレに
ダイニングの椅子に座りながら裕翔が
「涼ちゃんも帰って来たばっかだったんだね。」
「あ、うん。そー。」
「へぇ〜、おばさん出張行っちゃったんだ。」
ってテーブルのメモを見てからオレを見た。
「うん。で、ご飯どーしようかなって思ってて
冷蔵庫あんま無いし・・そしたら今裕翔から
電話があって・・。」
オレはキッチンで麦茶を淹れて
ダイニングのテーブルに持っていく。
「そっかー。」って言った裕翔の前に
「はい、どーぞ。麦茶です。」
「あ、ありがと〜〜。
丁度喉渇いてたんだ〜〜、俺。」
そう言ってグラスを持った裕翔は
ゴクゴクっと喉を鳴らして飲む。
・・オレは、ゴクゴク動く喉仏を見てから
ジッと裕翔の口を見て・・
裕翔の口の傷の溝を・・視線でなぞった＿＿＿＿。
飲み終えた裕翔がオレの顔を覗き込んで
「涼ちゃん？・・どーした？？」
「ん？・・べ、別に＿＿＿。
・あ、えっと・・だ、大ちゃんどう？
へーきだった？？」
「ああ、うん。大丈夫だよ。
ふふ、雄也がね、ちょーイイ事言ったから。」
「いい事？」
「そう。えーっとね、雄也があのイケボでね
“キスって愛を確かめる事”だって言ってたよ。」
そう言って、裕翔がオレを
ジッと見つめるから・・オレはごまかす様に
「へ、へぇーそぅなんだ。
雄也って意外とロマンチストなんだね。
へぇ〜〜。ふーん。・・と、さてと＿＿＿。」
って、ジッと見てくる裕翔の視線に
居た堪れなくなって
キッチンに逃げようとしたら
「涼ちゃん＿＿＿。」
そうオレの名を呼んで・・
ギュッとオレの手首を掴んだ。
「や。・・な、なに・・。」
強く強くオレを見据えて
裕翔が囁くよ。
「ねぇ、涼ちゃん。
俺にも確かめさせてよ・・愛を＿＿＿。」
「ちょっ・・ゆ、ゆうとぉ・・。」
ガタンと椅子から立った裕翔に
掴まれていた手をグイッと引かれて
あっという間に・・すっぽりと
腕の中に抱き締められてしまう。
「ゆ、ゆぅとぉ・・。ちょっ・・。」
恥ずかしくて、ドキドキしながら
伏し目がちに裕翔を見上げた。
裕翔は優しくオレを見つめて囁く。
「ダメ？・・ねぇ涼ちゃん。」
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あひる☆(プロフ) - Mollyさん» Ｍollyしゃ〜ん！！コメントしに来て下さって・・有り難いよう(ノД`)・゜・。ドキドキを感じ取って下さって嬉しいです！んふふ。お優しいＭollyしゃんに、あひる☆恋しちゃいそうですっ♪はい！！頑張ります！！(≧◇≦)やるっぞぉぉ！！うぉぉぉ！！ (2017年11月6日 13時) (
レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あささん» あさ様！！はじめまして〜あひる☆です(●´ω｀●)いつも楽しく読んで頂いて下すってるんですねぇー嬉しいっっ。( *´艸｀)このシリーズ好きで居てくれる人が居たんだ〜〜〜っという気持ちを胸に、更新頑張りますので宜しくお願い致します！！ (2017年11月6日 13時) (レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
Molly(プロフ) - この作品にもコメントしに来ました！すいません…だいちゃんの色んなことにドキドキな感じを楽しみながら読みました。とっても雄也くんがかっこよくて恋しちゃいそうです！！ゆとやまの長編も頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月5日 20時) (レス) id: 802de9d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 初めまして。いつも楽しく拝読させていただいております。このシリーズのゆとやまが大好きです！長編とのことなので、楽しみにしています。 (2017年11月5日 20時) (レス) id: c8480f472b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年11月5日 18時
