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=ゆぅや・10= ページ37

「う〜〜。。」


「本当だよ侑李。
 侑李は、一番優しくて__
 優しくて、優しくてさ・・
 俺も哀しくなる事あるんだよ
 侑李に優しさにさ。」


「ぼ..く__?」


「ああ。侑李はさ__
 いつも周りの事気遣ってくれてさ
 皆の事、そっと救ってくれるだろ?」


「そんなことな__」


「そんな事あるんだよ。
 みんな、そう思ってる。
 だからさ、無理してないかなって
 色々、心配なんだ。」
 

「ふふふ、雄也。」


「ん?どうしたの、笑って。」


「んぅ。だってね、そんな事ないの。
 心配しないでよー。それはね
 色々おせっかいするのはー
 僕のくせだよ。」


「癖?」


「うん、そうだよー。
 ん〜、なんて言うかなぁ〜
 お見合いの仲人のおせっかいな
 おばさまってかんじなの。」


「お節介なおば様ねぇ・・」


「そうっ。
 それはも〜生まれ持ってのもので
 性分っていぅか。。性格なの。
 だからね、僕はそれをする事で
 しあわせなんだよ、雄也。」


「しあわせか。」


「うん。僕のおせっかいに
 みんなを付き合わせちゃってるかな。
 ふふふ。」


「そんな事ないよ。
 侑李にありがとうって
 みんな思ってる。」


「そぅかな。ふふふ
 そうだと、僕もっとしあわせー。」


「ああ、侑李が幸せだと
 俺も幸せだよ。同じ気持ちだ。」


「ん。ほんとぅ。
 いっしょの気持ち。しあわせ。」


「な。」


「ん。」



きゅっと握った手を

雄也がグッとそっと引き寄せ

ゆっくりと僕を抱きしめた。



温かな優しい雄也の腕の中で

僕は穏やかにほほ笑む。



「ね、雄也。僕ね・・」


「ん?」


「僕__裕翔と涼介に
 しあわせのおすそわけ、もらったの。」


「幸せのお裾分け?」


「ん。そぅ。」


「あー、、もしかして
 二人のラッブラブの?」


「ぅん。
 あ、あれ??裕翔から聞いたの?
 涼介は内緒ねーって言ってたけど。」


「い〜や。聞いてないよ。
 そんな野暮な事聞かなくてもさ〜
 分かるよ、二人見てたらさ。」


「あ。。そっか、そぅだよね・・
 裕翔と涼介ってばバレバレだもんねぇ。」



「ああ、そうそう。」

=ゆぅり・11=→←=ゆぅや・9=



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あひる☆(プロフ) - Mollyさん» Mollyしゃ〜ん!!コメントしに来て下さって・・有り難いよう(ノД`)・゜・。ドキドキを感じ取って下さって嬉しいです!んふふ。お優しいMollyしゃんに、あひる☆恋しちゃいそうですっ♪はい!!頑張ります!!(≧◇≦)やるっぞぉぉ!!うぉぉぉ!! (2017年11月6日 13時) (レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あささん» あさ様!!はじめまして〜あひる☆です(●´ω`●)いつも楽しく読んで頂いて下すってるんですねぇー嬉しいっっ。( *´艸`)このシリーズ好きで居てくれる人が居たんだ〜〜〜っという気持ちを胸に、更新頑張りますので宜しくお願い致します!! (2017年11月6日 13時) (レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
Molly(プロフ) - この作品にもコメントしに来ました!すいません…だいちゃんの色んなことにドキドキな感じを楽しみながら読みました。とっても雄也くんがかっこよくて恋しちゃいそうです!!ゆとやまの長編も頑張って下さい!応援してます! (2017年11月5日 20時) (レス) id: 802de9d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 初めまして。いつも楽しく拝読させていただいております。このシリーズのゆとやまが大好きです!長編とのことなので、楽しみにしています。 (2017年11月5日 20時) (レス) id: c8480f472b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あひる☆ | 作成日時:2017年11月5日 18時

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