＝ゆぅや・８＝ ページ35
「ねぇ、ゆぅやぁ＿＿＿」
じっと上目遣いで雄也の目見つめて
それから、服のトコちみっと持って
つんつん。ひっぱって、いうの。
「ゆぅや、、きて？
僕のへや。ね？」
そう言ってから、やっぱし恥ずかしくって
照れ隠しに、くすくす笑って
「てへへ、いのちゃんの真似してみた。」
雄也は手の平で隠したはずの
ニヤニヤの口の端から
溢れだした感情を
ため息交じりに吐き出して
「あ〜〜〜〜。。。
かわぃぃぃー。」
優しい声で、そうつぶやいた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
そーっと、そーっと、玄関のドアを開け
階段も、そーっと上がって
僕の部屋のドアを、そっと閉めた。
月明かりが差し込む部屋で
ベッドにふたり腰掛け、手を握り合う。
僕は優しい手を、きゅっと握って
「雄也の手、優しいね。
おっきくて..僕、手だいすき。」
「ふふふ。なんだ、手だけ？」
「あ。。ん〜ん。
優しい手も、優しい声も、すき。
優しい目も、優しい頬も＿＿
優しい、優しいの。雄也のね
ぜ〜んぶが優しくて。」
「そうかな。」
「んっ。そぅっ。そうなの。
雄也って名前も優しくって
だいすき。だいすき。だいすき。
ぜ〜んぶ、だいすきなの。」
「ふふふ。侑李＿＿」
雄也が優しい手で、僕の手を包み込む。
雄也の優しい声が、僕の耳を包み込む。
「侑李、ありがとう。俺は＿＿
俺は、侑李の優しい存在に
なれてるんだ。嬉しいよ、本当に。」
「ん。とっても優しいの。
僕にとって、お守りみたい。
魔法みたい。たいせつな
たいせつな、大事な存在なの。」
「大切で、大事か・・
嬉しいな。」
「ふふふ。でもね＿＿」
「でも、、でも何、侑李。」
「ん。でもね..雄也が優しすぎて
哀しくなっちゃう時もあるの。
哀しくなるほど優しいの、雄也は。」
「ふふふふ。う〜ん、それじゃあ
本末転倒だな。泣いちゃうんだ。」
「んー、でも、でもね。泣いちゃうけど
でも。さっき雄也言ったでしょ。」
「ん〜、何を？」
「俺に逢えてうれしかったら
うれし泣きしてもいいんだよって。」
「あー。。言ったね、さっき。」
「ふふ、ね？
哀しくなるほどの哀しいは…
辛くないの、苦しくもないんだよ。」
「侑李＿」
「嬉しくて、嬉しくて＿＿
穏やかになる、そんなうれし泣き。
ね、僕ね。」
「何、侑李。」
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あひる☆(プロフ) - Mollyさん» Ｍollyしゃ〜ん！！コメントしに来て下さって・・有り難いよう(ノД`)・゜・。ドキドキを感じ取って下さって嬉しいです！んふふ。お優しいＭollyしゃんに、あひる☆恋しちゃいそうですっ♪はい！！頑張ります！！(≧◇≦)やるっぞぉぉ！！うぉぉぉ！！ (2017年11月6日 13時) (
レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あささん» あさ様！！はじめまして〜あひる☆です(●´ω｀●)いつも楽しく読んで頂いて下すってるんですねぇー嬉しいっっ。( *´艸｀)このシリーズ好きで居てくれる人が居たんだ〜〜〜っという気持ちを胸に、更新頑張りますので宜しくお願い致します！！ (2017年11月6日 13時) (レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
Molly(プロフ) - この作品にもコメントしに来ました！すいません…だいちゃんの色んなことにドキドキな感じを楽しみながら読みました。とっても雄也くんがかっこよくて恋しちゃいそうです！！ゆとやまの長編も頑張って下さい！応援してます！ (2017年11月5日 20時) (レス) id: 802de9d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 初めまして。いつも楽しく拝読させていただいております。このシリーズのゆとやまが大好きです！長編とのことなので、楽しみにしています。 (2017年11月5日 20時) (レス) id: c8480f472b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年11月5日 18時
