孤独を望む少女は氷柱【鬼滅の刃】

第8話「プイッ」 ページ10

．

Aside

産「実弥…」

実「オイ鬼!!飯の時間だぞ喰らいつけ!!」

炭「!!」

不死川の血は希血の中の希血、耐えられるのか…？いや、耐えてもらわなきゃ困る。

小「不死川、日なたでは駄目だ日陰に行かねば鬼は出て来ない」

実「お館様、失礼仕る」

炭「禰豆子ォ!!やめろーっ！」

ﾀﾞｧﾝｯ

うわ痛そう

炭「かっ…(息ができない…動けない!!…禰豆子!!禰豆子!!)」

実「出てこい鬼ィィ！お前の大好きな人間の血だァ！」ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽｯ

え？俺がさっき庇った意味なくね？(キャラ崩壊)

ﾊﾞｷｬｯ

後から直すの大変そうだな…

禰「……ﾌｩ、ﾌｩ、ﾌｩ」

さぁ耐えてみせろ竈門禰豆子

胡「伊黒さん強く押さえすぎです。少し弛めてください」

小「動こうとするから押さえてるだけだが？」

胡「…竈門君肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと血管が破裂しますよ」

宇「血管が破裂!!いいな響き派手で!!よし行け破裂しろ！」

悲「可哀想に…なんと弱く哀れな子供…南無阿彌陀仏…」

炭「グ、ウ…ウゥ…」

禰「ﾌｩ…ﾌｩ」

胡「竈門君！」

炭「ガァ、ア」ﾌﾞﾁﾌﾞﾁｯ

あれ大丈夫か？

小「！」

炭「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ…禰豆子!!」

禰「!!(人は守り助けるもの傷つけない絶対に傷つけない)」

プイッ

禰「ﾌﾝ、ﾌﾝ」

産「どうしたのかな？」

御息女「鬼の女の子はそっぽ向きました。不死川様に三度刺されていましたが目の前き血塗れの腕を突き出されても我慢して噛まなかったです。」

産「ではこれで禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」

実・炭「「!!」」

ﾊﾞｯ

小「何のつもりだ？冨岡…」

冨「……」

産「炭治郎、それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう、証明しなければならないこれから、炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること役に立てること」

炭「(何だろうこの感じ、ふわふわする…)」

産「十二鬼月を倒しておいで、そうしたら皆に認められる炭治郎の言葉の重みが変わってくる」

炭「(声？この人の声のせいで頭がふわふわするのか？不思議な高揚感だ……!!)俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!」

…竈門炭治郎は似てるのかもしれないな



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恨むぞ文字数

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