孤独を望む少女は氷柱【鬼滅の刃】

第28話「暁の鬼」 ページ44

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Aside

数日後、小芭内と共に指令を待っているとどこからともなく白雪が飛んできた

白「カァー！カァー！吉原遊郭ニテ音柱、竈門隊士、我妻隊士、嘴平隊士、上弦ノ陸ト交戦中！タダチニムカエェー！!」

小「A！行くぞ！」

貴「っ嗚呼！」

ーーーーーー

前を飛ぶ白雪を追いかけながらどれだけ走っただろうか。

貴「白雪！後どれくらいだ！」

白「カァー！アト1時間ハカカル！」

小「白雪、もっと速く飛べるだろう？」

白「カァ、飛ベルガツイテコレナイダロウ！」

そう話していると鬼が襲い掛かってきた

鬼「獲物ダ！」

異形だ。

小「蛇の呼吸 壱ノ型 委蛇斬り」

鬼「血鬼術 暁斬々煌(あかつきさんざんこう)」

鬼は夕焼け色の矢を何本も作り出し放ってきた。

小「A！先に行け！」

貴「だが…っ」

小「この鬼は俺が斬る！安心しろ後から追い付く！白雪、もっと速く飛べ！Aならついていける！」

小芭内は柱だ。大丈夫。あんな十二鬼月でもない鬼に負けるわけがない。小芭内を信じろ！

貴「わかった！絶対に追い付け！白雪！もっと速く飛べ！」

白「カァカァ！了解！了解ィー！」

白雪は鎹鴉の中で一番速い。呼吸を使わないと追い付けないくらいには

貴「龍の呼吸 肆ノ型 撃々龍閃」

速く、吉原遊郭へ…！

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