第13話「呼吸」 ページ16
．
Aside
貴「氷の呼吸は始まりの呼吸と言われている。」
炭「始まりの呼吸…？」
貴「始まりの呼吸は2つあって1つが氷の呼吸だ。もう1つの始まりの呼吸については俺は知らない」
母さんは雪柱だった。家もそれなりに大きく、書庫があった。氷の呼吸に関しての情報は初代氷柱の書に記録されていた。
煉「炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていた。炎・水・風・岩・雷が基本の呼吸はそれから枝分かれしてできたもの、霞は風から派生している!!」
炭「氷は…？」
貴「氷は始まりの呼吸だが難しい。俺が知っている派生は4つだ。雪の呼吸、霰の呼吸、霜の呼吸、冬の呼吸だ。この4つの派生も習得が難しい。常人が覚えようすると肺が凍り壊死する。覚えられるのは鬼神裂家の者のみ。だから基本の呼吸には入っていない」
炭「そうなんですね！ちなみに龍と神は何から派生してるですか？」
貴「龍は蛇、神は雷から派生している。」
炭「呼吸って奥が深いんですね！」
煉「溝口少年！君の刀は何色だ！」
炭「!?俺は竈門ですよ色は黒です！」
煉「黒刀か！黒刀の剣士が柱になったのを見たことがない！さらにはどの系統を極めればいいのかもわからないと聞く！」
善「おっ動き出した」
煉「俺の所で鍛えてあげようもう安心だ！」
炭「(面倒見のいい人だな…)」
伊「うおおお!!すげぇすげぇ速ぇええ!!」
善「危ない馬鹿この！」
伊「俺外に出て走るから!!どっちが速いか競走する!!」
善「馬鹿にも程があるだろ!!」
煉「危険だぞ！いつ鬼が出てくるかわからないんだ！」
善「え？嘘でしょ鬼出るんですかこの汽車！」
煉「出る！」
善「出んのかい嫌ァーーッ！鬼の所に移動してるんじゃなくここに出るの嫌ァーーッ！俺降りる！」
貴「うるさい…」
本当にうるさいなこの蒲公英…
煉「短期間のうちにこの汽車で40人以上の人が行方不明となっている！数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った！だから柱である俺と鬼神裂が来た！」
善「はァーーッなるほどね!!降ります!!」
車掌「切符…拝見…致します…」
炭「??何ですか？」
貴「車掌さんが切符を確認して切り込みを入れてくれるんだ」
炭(んっ？何だろう嫌な匂いがする…!!)
ﾊﾟﾁﾝ
車掌「拝見しました…」
！鬼か…
貴「煉獄」
煉「わかっている！車掌さん！危険だから下がってくれ！」
後ろに1体。前に2体か
貴「火急のこと故に帯刀は不問にしていただきたい。煉獄お前は後ろをやれ、俺は前をやる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月と狼(プロフ) - 猫築かなめさん» ありがとうございます！これからも更新頑張るのでよろしくお願いします！ (2020年11月24日 23時) (
レス) id: 1f4ff8d5e5 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年11月24日 23時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
月と狼(プロフ) - 翔さん» ありがとうございます！これからも更新頑張るのでよろしくお願いします！ (2020年10月23日 20時) (レス) id: 1f4ff8d5e5 (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - ドキドキワクワク胸ｷｭﾝｷｭﾝしてます。( 〃▽〃) (2020年10月23日 19時) (携帯から) (レス) id: b9fae3d1e9 (このIDを非表示/違反報告)
月と狼(プロフ) - 翔さん» 全然大丈夫ですよ！ (2020年10月19日 18時) (レス) id: 1f4ff8d5e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月と狼 | 作者ホームページ：http://hono
作成日時：2020年3月12日 4時
