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94話 レイン、闇と異変。 ページ2

彼女の高笑いが、
私しかいない黒一色の世界に響く。




ライカ『コれハ、私の復讐ダ!!』

キィィーンと耳鳴りがし始める。



ライカ『お前ノ体を乗っ取リ、最愛ノ者ヲ殺してやロう!!』

最愛の者、
その言葉に体がビクリと反応した。


レイン「ラル…………!」

ソレだけは、

レイン「絶対に許さない!!」



ライカ『無駄ニ抗い続ケてみロ、目の前デ殺しテやろウ。』


体が痛い。

ライカの言葉を聞きながら、
私は膝を着いた。


耳鳴りが大きくなるにつれ、
ガンガンと体が内側から裂けるように痛い。


レイン「…………だ、め……ラル……だけは…………」


力が入らなくなった、
うつ伏せに倒れる。



それでも私は……………………






  『私の世界は闇に落ちていく。』




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー中也side




中也「いったい何が起こってンだァ?」


レインは、
いくら探しても見つからず。

その間にヨコハマでは、
不可解な事件が多発していた。



上空から岩が降ってくる、
実際ならあり得ない異常気象、
道路上に突然物が現れる、

…………挙げたらキリがねェ






ユキ「中也、大変だよ!!」

中也「今度は何だよ?」

ユキ「ヨコハマの町が黒い霧に覆われ始めた。」

中也「あァ!?今度は霧か?」

ユキ「取り合えず、首領に報告を。」





中也「…………と言うわけです。」

ユキ「今回のはヤバそうだけど?」

中也「ユキ、首領の前で…………」

森「何故、そう思うのかね?」


ユキ「だって空気がビリビリしてて、空気に触れる度にゾワゾワするもん。」

中也「はァ、擬音語でよく分からねェけど、嫌な予感がするって事か?」

ユキ「そうそう、あれ?中也、敬語は何処にいったの?」

中也「手前ェが言うのかよ…………」

森「よし、総員全部隊が直ちに動けるように指示をだそう。」



中也「それと、レインについてですが…………未だ見つかっていません。」

首領には仕事の事もあったので、
レインを探していることを言ってある。


が、俺は次の瞬間に
自分の耳を疑った。



森「…………中原君、レインとは誰の事かね?」


隣でユキが驚いている。


中也「すみません首領、今なんと?」

森「レインとは誰の事かね?」

中也「…………冗談ではないですよね?」

森「私が冗談を言っているように見えるかね?」




部下たちにもレインの事を聞いたが、
誰一人レインを覚えてる奴はいなかった。

95話 中原中也、存在消滅。→←☆作者の部屋☆



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設定タグ:文スト , 中原中也 , 吸血鬼   
作品ジャンル:アニメ
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なっちゃんりんご - 低評価されるのは誰でも悲しいと思います。お休みする事は気にしないで下さいね!つんつんさんのペースでいいと思いますよ!ゆっくり待ってますね〜 (2018年7月9日 22時) (レス) id: 4d17e83c8d (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃんりんご - 初コメ失礼します!この作品大好きです!!中也の前世が吸血鬼という今まで見たことのない作品で興味が湧き、読んでみるとどハマりしました。これからどうなるのかとても楽しみです!応援してます!話は変わりますが、ハッピーエンドでお願いします! (2018年6月30日 20時) (レス) id: 4d17e83c8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つんつん | 作成日時:2018年4月15日 13時

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