22話 中原中也、雑用と接触。 ページ25
幼女がいる部屋。
ポートマフィアでそれを指すなら、
首領の部屋だ。
森「ふむ……レイン君には予想を遥かに越えた戦闘能力がある、と?」
ユキ「うん、そう言えば……んむ!?」
俺が何でも話しまくるユキの口を塞ぎ、
喋らせないようにする。
中也「戦闘の才能と身体能力は黒蜥蜴に入っても問題ないほどでした。恐らく、俺が教えることも殆ど無いかと。」
森「彼女は一体何なのだね?」
中也「!、それは…………」
ユキが喋ろうとしたことよりも確信を突いた質問に言葉が止まる。
森「中原君、君は彼女の何を知っている?」
ユキ「…………」
これはユキも気になっていたようで、
俺に鋭い眼を向ける。
中也「レインは………………………
首領の出す雰囲気とユキの眼光に負け、
レインと俺の事について話した。
────────────────────────────シャムside
姉さんが見つかるまで、
俺は武装探偵社でお世話になることに。
その間、俺は雑用係として働いている。
春野「私は事務員の春野よ!よろしくね!」
そう言って抱きつく眼鏡のお姉さんこと春野さん、
あの……苦しいです。
春野「あ、茶葉が切れてるんだった……シャム君、買い出しに付き合ってくれる?」
シャム「はい!」
こうして俺の日本での生活が過ぎていった。
────────────────────────────アリザ・レミナスside
アリザ「もう、どうするのよ!?」
少し生活感のある廃墟に、
私の声が響いた。
ゼカル「まさかあんなに厳重警備だとは………」
疲れたような顔をするゼカル、
眼鏡がズレて変な感じになっている。
ミオウ「相手はマフィアのセキュリティ、手強くて当たり前ですよ。」
涼やかな顔でゼカルを見るミオウ。
アリザ「何で吸血鬼の私たちが人間の機械に勝てないのよ………!」
ゼカル「我々も元は人間ですよ?」
ミオウ「人間と吸血鬼を比べるのは無理がありますよ。」
夕日が沈みかかってる空、
綺麗な彩りの外へ出て歩いていく。
ミオウ「まず、人に紛れないといけないですね。」
ゼカル「では服、ですか?」
アリザ「いつまでも黒いローブは嫌だったのよ!可愛い服がいい………」
ドン、
人混みを歩く私は茶髪の少年にぶつかる。
???「あ………ごめんなさい!」
アリザ「こちらこそ、ごめんさない。」
タタッと
少年は保護者らしき女性に向かっていった。
──22話
23話 シャム、においと暇潰し。→←21話 ???、影達と体術。
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つんつん - 紅葉蝶さん» レスになってなかったみたいです……すみません。ひとつ前のコメントです。 (2017年8月12日 12時) (レス) id: 7ecb90a7ce (このIDを非表示/違反報告)
つんつん - 返事が遅くなってすみません………お気づかい、ありがとうございます!ゆっくり亀さん更新なので大丈夫ですよ〜! (2017年8月11日 10時) (レス) id: f07f192233 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蝶 - 体を壊さない程度でマイペース、ゆっくりでいいですよ?こわしたら元も子もないので……(^△^;;) (2017年8月10日 21時) (レス) id: 9cb858c548 (このIDを非表示/違反報告)
つんつん - 紅葉蝶さん» うわぁぁ………!応援ありがとうございます!楽しんでもらえたようでよかったです!更新頑張りますね! (2017年8月10日 9時) (レス) id: 7ecb90a7ce (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蝶 - すっごく面白いです!!つぎが気になってしょうがないです!更新頑張って下さい!応援しています! (2017年8月9日 23時) (レス) id: 9cb858c548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つんつん | 作成日時:2017年6月25日 12時