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「A姉ちゃん、それ…」
「あ…"
「そうみたいだね。」
みんなでエレベーターに向かって歩いていると、私の左手薬指に光る指輪の存在に気が付いたコナン。瞬間、私はいいことを思いついて彼にニタニタとした笑みを向けた。
「ねえ蘭、手出して？」
「え？」
「いーから！」
蘭に声をかけて彼女の前に回り込み、左手をとりながらその場に跪く。
「A…？」
「毛利蘭さん。あなたを必ず幸せにします。だから…あんな推理バカじゃなくて、私にしない？」
今さっき自分の手から外した"
「A姉ちゃん！！」
「い゛っ！！」
するとすぐさま飛んできた名探偵の怒号と共に勢いよく足を踏んづけられる私。本日何度目か分からない痛みに私は涙目になる。
「おいこらてめぇ蘭に何言ってんだ！！」
「めっちゃ怒るじゃん」
私の腕を引っ張って蘭たちから距離をとった名探偵に小声でぶちギレられ、私はケラケラと笑っていた。
「ごめんね蘭、じょーだんだよ。」
「う、うん…」
「ドキドキした？」
「ちょっともうやめてよー！」
「あんたほんと…変にイケメンよね…」
「んふ、園子さまに褒められちった」
「えへへ〜」なんて呑気な声を出しながらエレベーターに乗り込み、下へと向かう。ちなみにこの後ずっとコナンに睨みつけられていたのは言うまでもない。
「あーあ！折角の大阪なのに病院とか意味わかんね！！」
飛行船が着陸した後、私は警察によって手配されていた救急車に乗り込み、病院に運びこまれていた。
検査の結果内臓の損傷等は奇跡的になかったものの、何かあったら危険だからということで今日はそのまま病院に泊まることになってしまったのだ。
私はベッドに寝たまま窓の外へと視線を向ける。空には大きな月が輝いていた。
「それにしても今日は怒涛の一日だったな…」
ぽつり、誰もいない病室に溢す。私は今日の出来事を一つ一つ思い出して複雑な感情になった。中でもやっぱり思い出すのはあのスカイデッキでの出来事で。驚きと恥ずかしさが入り混じった心になんだか苦しさを感じる。
「…もう、寝よ」
疲れ切ってしまった私は全てを無視するかのように目を閉じた。
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柯(プロフ) - 青さん» アンハッピーセット、笑 突然の告白ありがとうございます！！ (2021年7月30日 13時) (
レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
青 - アンハッピーセット一つください！お兄ちゃんに投げつける！！（ヤメロ）好きです（告白）最高かよ。 (2021年7月30日 12時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
柯(プロフ) - 凛堂さん» あばばばありがとうございます！！！そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです！！ (2021年7月26日 16時) (レス) id: d03fcb85aa (このIDを非表示/違反報告)
凛堂 - めっちゃ面白いですね！！ (2021年7月26日 14時) (レス) id: 1c8e857f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柯 | 作成日時：2021年7月8日 15時
