少尉殿といっしょ【鯉登音之進】 (ページ49)

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｢うおおぉお！！触るなぁ！！！｣

男｢ぐぁ！？暴れんな醜女！！｣

｢あぁ！？その醜女を攫ったのはどこのバカだよ！｣

バタバタと足を動かして抵抗する。

腕は片方の男に抑えられてるので動くのは足しかない。

しかしすぐにその足も捕まれ、むりやり開かれてしまう

男｢手間取らせやがって…。お前の家族とやらはいつ来るんだろうなぁ！？｣

｢触んな！！私に触れていいのは鯉登少尉だけだ！！｣

その叫びに腕を掴んでいる男が怯む

男｢な、なぁ、やっぱりこの女、少尉の女なんじゃ…｣

男｢なにビビってんだよ！ 1発やる分にはバレねぇだろうが！！｣

開かれた足は男の足によって固定されている。

こうなってしまってはもう時間の問題。

私は大きく息を吸った。

｢音之進〜〜！！！助けてええぇええ！！！！｣

男｢うるせぇよ！！｣

男｢お、音之進ってやっぱり…｣

男たちが手を止めた、その時だった。

バァン、という大きな音を立てて扉が破壊される。

開いたのではない。破壊。

木っ端が辺りに飛び散った。

その中に立っていたのは

鶴見｢おやおや、うちの可愛い可愛い娘に随分と手荒な事をしてくれているなぁ｣

鯉登｢今すぐ！！！Aから離れろ！！！！｣

月島｢少尉殿、少し落ち着いてください。｣

瞳孔ガン開きの私の家族だった