少尉殿といっしょ【鯉登音之進】 (ページ21)

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体温計で測ると平熱より少し高いくらいになっていた

なんだったんだろう。疲れていたのかな

鯉登少尉殿は軍服の上着を上裸のままはおって体温計を見ていた

鯉登「少し高いくらいか…。もう少し横になっちょっとよか！」

「はい、ありがとうございました」

そう言って私はもう一度布団の中にずいずいとうずまる

一応軍医っていう肩書きを貰ってるのに、情けなや…

そう思っているとふんわりと鯉登少尉殿の手が私の頭に乗る。

鯉登「不安に思わんでよか。皆わいんこっを悪う思う奴はおらん。」

「…えへへ、じゃあお言葉に甘えて今日は寝ます」

鯉登「うむ。鶴見中尉殿にはおいからゆちょこう！」

そう言ってふんす、とドヤ顔でこちらを見る鯉登少尉。

なんでドヤ顔？？

と、その時ガタガタッとドアの向こうで何かが動く音がした。

鯉登「なんだ？そこに誰かいるのか？」

そう言ってドアを開けると

鶴見「…やぁ鯉登少尉」

浩平「あーあ、月島軍曹が動くからですよ。ねぇ洋平。」

洋平「そうだね浩平」

月島「…。」

何故か団子のように折り重なっている4人

鯉登少尉殿がわなわなと震え始める

鯉登「キエェ！？ないごて鶴見中尉殿がこけ！？ちゆか他ん奴らもないをしちょっ！？」

えへへ、と二階堂兄弟が笑う

洋平「少し前に鶴見中尉殿が面白いものが見れるかもしれないって僕らの事集めたんですよ」

鶴見「てへ」

月島「本当…。おっぱじめるのでは無いかとヒヤヒヤしましたよ。」

確かに、いきなり脱ぎ出すし触ってくるしそう思われても仕方ないだろうな、

そう呑気に考えてたらいつの間にか眠ってしまった。