【ぬら孫】え？陰陽師の今吉？そらワシの事やｗｗｗ【黒バス】

十八話 ページ19

母？「貴女の言うお母さんは・・・・こういう顔だった？」


振り返ったその顔はまさしく・・・・


今吉「妖怪・・・か」


俯き、ぼそりと言う

なにが・・・あったん？


母の姿をした妖「うふふっ、妾に畏れちゃった？姿はお母さんだったものねぇ？」


くすくすっと笑う妖怪

あの顔は眼と鼻が無くて、口があった

それと歯が黒く塗られていたから・・・妖怪お歯黒べったりかのぉ


お歯黒べったり「あの女、私を見るなり怖がって

　 『助けて、妾壱・・・！！』って怯えるんですものｗｗｗ

　 それであの女の臭いをたどって貴女を見つけたのよ」


髪飾りと服は貴女を騙すために借りてきたの、と

聞いてもいないことをぺらぺら喋る

あぁ、おかんはワシの事を頼ってくれてたんやな・・・


今吉「・・・・・・・た」


お歯黒べったり「え？」


さっきまで弧を描いていた口から、楕円形にした妖怪

その様子じゃ意味分からないみたいな顔やな・・・


ならもう一度言うで・・・・・？


今吉「おかんを何処にやったんや！！」


叫ぶと同時に金生水の花を大量に作る

体力？はっ、そんなのどうでもええわ・・・


お歯黒べったり「え・・・！？まさか・・・陰陽師！？」


今吉「一様、せーかいや・・・・んで？おかんを何処にやった？」


声を低くして聞く

もう手遅れやろうけど・・・死体だけは見つけてあげたい


お歯黒べったり「て、××寺の隅よ！！仕方ないじゃない！！」


私も強い妖になりたかったのよ！！とおかんを襲った理由も一緒に吐く

そんなことは聞いとらんねん

××寺か・・・・


今吉「・・・・まぁええわ」


お歯黒べったり「ほっ)なら妾はこれでー・・・」


今吉「はっ？まだ許してあらへんよ？」


お歯黒べったり「え・・・！？」


え？なに？場所教えて貰っただけで、はい許しますなんて言うわけ無いやろ

この術で、たっぷり苦しんでもらうで・・・？


今吉「そのまえに・・・・髪飾り置いていけ」


お歯黒べったり「・・・・・ほら」


そういってワシに髪飾りを投げた

服は・・・・しょうがないか・・・

そう悩んでいたら妖怪が逃げた


今吉「ワシから逃げられると思ってるんか・・・？

　 ええ度胸やなぁ・・・！！(ニタァ」

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