殺気が湧くっての ページ28
「長谷部! Aさんを案内しなさい!」
「はい…………。こっちだ」
先輩と、ここの主さんは広間で話をするそうだ
俺は、長谷部さんに付いていく
何で、戦闘服なんだろう………?
ジャージじゃないのか?
師匠の刀剣たちは、ジャージ立ったのに
荷物を、手に抱え
考えらなら歩く
庭が見える
綺麗に咲き誇る花
手入れされた、庭
普通の人なら何も感じないんだけど
先輩とか、嗅覚が鋭い俺ならわかる
しかも、長谷部さんが、何か暗い
庭で、短刀たちが遊んでいない
そこに、違和感を感じた
『……………っ!』
「なんだ」
『あ、いえ………!』
臭いを嗅ごうとしたら思いっきり、近づいている
俺は大急ぎで距離を取った
鉄臭い………違う、血の臭い
長谷部さんの体から、血の臭いが僅かだがする
「ここが、お前の部屋だ」
中は、師匠の時と同じ部屋
どこの本丸も同じ内装なのかな
ペコリと、頭を下げると、長谷部さんは元来た方へ戻っていった
その時、一瞬だが長谷部さんの目が暗く沈んだ色をしていた気た
一刻も早く、証拠をつかねば
荷物を、中に入れる
あぁ、重かったわ。血が止まるわい
部屋の中の臭いは、まだましか
畳に、消臭効果なんてあったけか
なんて、ことを考えていると………
「あなたが、Aね」
『え、はい』
「ふぅん。地味ねー。近待をつけるから、広間に来てちょうだい」
『わかりました』
小声で、地味って言われた気がするんですが
わざと? ねぇ、わざと?
さっそく、殺気の湧く心をなんとか抑え、広場へ向かった
勿論、刀を左に差して
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作者名:さプる | 作成日時:2020年4月30日 15時