Only U -SJ-2

幸せ-EunHyuk- ページ7

今日は午前から仕事が入っていたからいつもより早く起きた。

…というよりは昨日のことがあってあまり眠れなかった。


昨日、帰ってきてからもずっと
Aちゃんの声や表情、寝顔までもが脳裏に焼き付いて離れなくて…。

本当に好きになっちゃったのかも…

ﾄﾞﾝﾍに言った方がいいのかな？

でも今まで同じ人を好きになったことなんてない。

どうしたらいいんだろ…


そんなときﾘｮｳｸが少し息を切らしながら部屋に入ってきた。


EH「おぉﾘｮｳｸおはよう。どうした？」

RW「ﾋｮﾝ、Aちゃんから電話」


名前を聞いた瞬間俺の心臓が跳ね上がった。


EH「分かった。ありがと」


ﾊﾞﾚないように平静を装って携帯を受け取った。


一呼吸おいてから電話に出る。


EH「もしもし」

「あ、ｳﾆｮｸさん！昨日はすみませんでした」


敬語…(笑)

昨日はなかったのに。

また少し距離を感じてしまい何だか虚しくなった。


EH「ううん、二日酔いは大丈夫？結構飲んでたみたいだけど」

「何とか大丈夫です(笑)
それより、運ぶの大変でしたよね…すいません」

EH「全然！Aちゃん軽すぎるから心配したよ。ちゃんとご飯食べてる？」

「それ、ｵｯ…ﾋﾁｮﾙさんにも言われました(笑)
でも大丈夫ですよ^^」


今ｵｯﾊﾟって言いかけたよね…？

他の人をｵｯﾊﾟって呼んでるの聞いたことないけどそんなにﾋｮﾝと仲良いの？

なんか…悔しいな…


EH「そう？ならいいんだけどちゃんと食べてね？」

「はい…。あの、今度お礼させてください」

EH「えっ」


嬉しい。

またふたりで会えるかもしれない。


いや待て。

ここで簡単に食いついちゃだめだ。

何となく。←


EH「そんなのいいよ」

「だめです！迷惑かけたのでお礼させてください」

EH「じゃあ…ご飯でも行ってくれる？」

「もちろんです！」


じゃあまた連絡するから、とAちゃんの番号を聞いて電話を切った。


嬉しすぎる！

朝から声を聞けたうえに食事の約束もできて連絡先もｹﾞｯﾄできて。

なんて幸せなんだ…


ﾄﾞﾝﾍ…俺が一歩ﾘｰﾄﾞだな。

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