お に い ち ゃ ん。【鬼滅の刃】

好きな人が居ると言ってみた。 ページ24

兄に好きな人がいると言ってみた。
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竈門炭治郎

「そうか、そうか。Aも大きくなったなあ…」

何故か溢れている涙をハンカチで拭いながら、しみじみとする。なんかお兄ちゃんがオカンに見えてきた。ああ、成程。幻覚が見えるようになるほど私は疲れてるんだな。よし寝よう。

(ん？そう言えば好きな人の名前聞くの忘れてた…！)



我妻善逸

「い、いやぁぁああああああああああっ！！！」

報告したら叫びだした。何だこいつ、ナメック星人かよ。頭大丈夫か？良い精神科オススメするよ。「俺のAの純潔がぁっ！」とか言ってる。誰がテメェのモンじゃ糞が。

(絶対ソイツ殺してやるっ！猪頭とかだったら本当にマジでぶっ殺すからね!？)



嘴平伊之助

「…紋逸か？」

怒りを露わにしながらそう言ってくる。なんなの君ら。互いに嫌いあってんのか。それとも2人がデキているから怒りを露わにしてんのか。うん、そういう事にしとこう。ウへへ、ご馳走様です。

(…何か変な事考えられてる気がする)



冨岡義勇

「…良かったな」

そう言って微笑んだ後、直ぐにお館様と鱗滝さんに報告。若干、というか滅茶苦茶キャラ崩壊している。鱗滝さんはまだしもお館様に報告する意味はあるのだろうか…。

(拝啓、鱗滝さん、お館様。妹が反抗期を迎えました)



錆兎

「それはそれは。良かったな、応援しているぞ」

そう言って微笑んでスタスタと何処かへ行ってしまう。ぼそりと「真菰に伝えなければ」とか聞こえた。…お兄ちゃん、真菰お姉ちゃんにはもう伝えたよ。

(…妹が反抗期を迎えた)

……以心伝心、とはこの事だろうか。

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