【フィッシャーズ】もう一度君に会いたい！

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貴方side

はぁぁあ、疲れた！

今日は、マラソン(持久走)だ！

今私は、皆と一周分ずれている。

小鳥は今っていうか、いっつも女子トップだ！

私は、クラス……いや、学年1遅い。

自分のペースでいいらしいから……

超ゆっくりでいってるけど、小鳥は、もうゴールしてる。さすがだ！

ﾊｧﾊｧヤバい息できない！めっちゃ疲れた！

まだだ、まだゴールじゃない！辛い！しんどい

早く、終わらせたい！

「は……やく……お……わら……せ…たい」

ちなみに、走るコースは1キロだ。

ゴール！！！！

やった！！！！

もう二度とやりたくない

そんな時

男子1「おい、絹張！次、男子走るばんだから、準備しとけよ！」

シルク「おぅ、あっ！お前、あの女の子の名前しってるか？」

男子1「あの女の子？どの？」

シルク「髪降ろしてる子」

「あぁぁあ、あのこは斎藤Aだよ。
モテるよ〜」

シルク「へ〜」

なに話してるんだろ、私のはなし？

「あの、すみません、何の話されてたんですか？」

シルク・男子1「「うわぁぁぁぁぁ！」」

「どうされました？」

シルク「いっいや、あの」

男子1「おい、絹張！何かしゃべれよ！」

「絹張？」

シルク「それが、どうかしました？」

「貴方が、絹張君？」

シルク「おぅ、よろしく！」

「覚えてないよね」

っあ！何でこんなこと言ってるんだ！

違うかもしれないのに！

シルク「えっ？」

「なっ夏祭り」

シルク「えっ？」

「11年前の、夏祭り覚えて……ますか？」

シルク「えっ？」

「覚えてないですよね！では、さようなら〜」

絹張？さんの困ったような声が聞こえたような気がしたが、無視してきた。
もし、あの人が絹張涼なら、絶対なかよくなってみせる！

絹張涼であって欲しい……

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