【SERVAMP】鬼の白絹【憂鬱】 (ページ50)

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50.あとがきページ50

おはこんにちばんわ、きーです。

おかげさまで【鬼の白絹】50ページ到達いたしました！

妄想に飽かせて好き放題オリジナル要素を盛り込み綴った今作でしたが、温かい目で見守って下さる方が多くいることに、とても救われております…！

ヒロインはタイムスリップ的に(？)現代へやって来た1000年前の妖怪――具体的にはざっくり見積もって平安時代の想定です。

ナクヨ(7 9 4 年)うぐいす、平安京
　〜イイクニ(1 1 9 2 年)つくろう、鎌倉幕府
あたりになりますかね。

都の土地選びに風水を気にしたりとか、祟りを鎮めるために神社建てたりとか、この頃はそういった存在の影響力が随分と強かったんだなぁと感じます。

そんな時代の妖怪譚の中に〝土蜘蛛〟と呼ばれる者達がいまして。

彼らは実態はごく普通の人間でありながら、朝廷に従わないがために侮蔑としてそう称されていたんだとか。

似た話で〝ぬらりひょん〟も生物学的に突き詰めれば人類で、その特異な外見から化け物と勘違いされていただけって話がありますね。

表舞台から闇に葬られた、人にして人にあらざるモノ――化け物というのは、人間の一方的な見解や都合で生まれるみたいです。

ビャクカガチもまた、そんな妖怪の一種と思っていただければ……(この場合、背後にある都合は私一人の妄想によるわけですが笑)

ともあれ、吸血鬼に拾われた鬼のお話は一先ずここで区切りを付けさせていただきます。

いずれ続編も執筆したいと考えておりますので、その節はまたお付き合い頂ければ幸いです(*´ω`*)

改めまして読んで下さった皆様、さらには評価やお気に入り等々たいへんありがとうございました！

2018.02