第20話 ページ22
私が唖然としているとその女性は私に駆け寄りカバンからなにかを取り出した
包帯だろうか それを取り出し、手当をしてくれた
そして
？？？『ほら、急ぎなさい！』
そう言い女性は私を立たせてくれ、背中を押してくれた
A『あっ…お金…』
先程飛ばされた時吹き飛んでしまったのだ…
だが、なぜかそのお金を目の前の女性が全て集め持っているのだ
A『！…あ…』
？？？『このお金、きちんと持つのよ』
そして女性は私の手にお金を渡す
A『う…うん！本当にありがとうございます…！』
一礼し私は家へと向かう
A『ただいま！お母さん！！』
家に着き私は急いで母のもとへ駆け寄る
先程よりも随分と苦しそうだ…
A『まっててね…お金！持ってきたから…』
母『…ｺﾞﾌｯ……A……ごめんね…ごめん……ね…』
A『…お母……さん…？』
母は吐血している
母『…その……お金…これからの…生活に………』
A『な…なにいってるのお母さん…今からお医者さん呼んでくるから！！』
母『…お母さん……もう………』
A『…〜ｯ！ 待ってて！！！』
私は急いで医者の元へと向かう
A『…ドクター！いますか！！』
私は病院に行き医者を探す
すると、のそのそと奥の方から一人の男性がこちらに来た。
非常にボロボロだ。
？？？『…なんのようだ…』
A『お母さんが！！…お母さんがぁ！！！』
？？？『…きちんと、お金はあるのかい？』
A『えぇ！持ってきてるわ！これを見て！』
私はそう言いお金をそのまま見せる
医者はにたりと笑い
？？？『…案内してくれるかい？お嬢ちゃん』
A『えぇ！お願い！急いで！』
私は医者の手を取り走りながら家へと向かう
どうか生きていてほしい。
神様。お願いします。
心の中でずっとお祈りをしながら、走り続ける
A『ここよ！ここにお母さんがいるの！』
私は家を指差し後ろを振り返る
その瞬間
ｺﾞﾝｯ
鋭い痛みが走る
一気に意識が朦朧としてきた
そして私はその場に倒れこむ
私は突っ立っている男の顔を見る
にやりと笑みを浮かべﾎﾟｿﾘと男は呟いた
？？？『ここまで案内、ありがとよ』
そう。男は医者では無かったのだ。
私は、騙されてしまった。
男は家の中へと入っていく
A『だ………め………』
意識が遠のいていく中、最後に聞こえたのは
家の中から微かに聞こえる、母親の悲鳴だった。
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ご飯様ｯ！！ - 最高ｫ！！！(｀・ω・)ゝ (2022年5月31日 18時) (
レス) @page16 id: bdf51dfce1 (このIDを非表示/違反報告)
鬼娘(プロフ) - いろはす13さん» ありがとうございます！ そちらの疑問についてですがなぜそうなったかというのは後々第3部にて詳しく明かされる予定です！ なのであやふやにそのまま進めています（汗）混乱させてしまい大変申し訳ありませんm(_ _)m これからもぜひよろしくお願いします(*^^*) (2017年9月9日 13時) (レス) id: dba27515e3 (このIDを非表示/違反報告)
いろはす13(プロフ) - 今まで読んだジョジョの夢小説のなかで、一番気に入ってます。一つ疑問があって私の読解力が無いせいか、夢主が吸血鬼になった理由がいまいち分かりません。これからも更新頑張ってください！ (2017年8月31日 18時) (レス) id: 9c883cec9e (このIDを非表示/違反報告)
鬼娘(プロフ) - メープルさん» いえいえ！全然大丈夫ですよ！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年8月20日 15時) (レス) id: dba27515e3 (このIDを非表示/違反報告)
鬼娘(プロフ) - メープルさん» 第9話のほうで日光にあたるといけないので日傘などを用意して出発しています！なので一応日光の対策はしています！ (2017年8月19日 17時) (レス) id: dba27515e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼娘 | 作成日時：2017年6月7日 22時
