謎だらけ ページ4
『実は昨日、甘味処でみたらし団子を食べていたんです。それが、ちょっと不気味な団子で・・・』
冨「どんな団子だ?」
『少し赤みがかった色をしたみたらし団子です。しかも、その甘味処、何も無かったはずの所にあったんです・・・』
冨「今の話だけでも、突っ込みたいことが山ほどあるが・・・。俺が1番気になるのが、なぜAは焼けてないのか、ということだ」
たしかに。日光を清々しいほどに浴びているのに、私の体は焼けていない。
冨「・・・とりあえず、胡蝶に診てもらおう。御館様には俺の鎹鴉に伝えてもらう」
『ありがとうございます、義勇さん』
冨「そういえば、お腹は空いてないのか」
『・・・実は、結構空いてます・・・』
私のお腹からは、さっきからぐーぐーと大合唱をしている。そんな私に、義勇さんは自分の腕を差し出して、刀で傷つけた。血がトクトク流れ出る。
『ちょっと、義勇さん!何してるですか!』
冨「見ての通りだ。とりあえず血を飲んで今をしのげ」
『すみません・・・』
少量の血だけだが、私のお腹は十分満たされた。
どうやら私の体は特異体質らしい。日光を浴びても焼けず、血だけで満腹になる。
そして、義勇さんと私は蝶屋敷へ向かった。
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桧 - マジで泣ける(´;ω;`)ウゥゥ (2021年8月7日 13時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - ごめんなさい!2度目の感想です。私、義勇さん推しなので、もう、最後泣きました。ありがとうございます!これから続編をゆっくり読ませてもらいます! (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
アルイ(プロフ) - 占ツクの小説で泣いた作品はこれが初めてです。このお話を書いてくれたことに心から感謝します(*T^T) (2020年11月1日 1時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
きめつ大好き - ラスト泣きすぎて 目と鼻が真っ赤になりました 切ない、、来世も二人幸せになれますように。 (2020年10月10日 20時) (レス) id: c83c3938f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月13日 20時