鬼舞辻無惨の目的 ページ19
冨「A・・・A、A!!」
宇「どうした冨岡。派手にうるさいぞ」
し「Aさんがどうかしたんですか?・・・って、あれ。Aさんは?」
冨「・・・Aが、鬼舞辻無惨に、さらわれた・・・」
俺がそう言うと、柱たちは口をポカンと開けている。
不「おいおい。それは本当かァ」
冨「ああ。俺は見たんだ。Aが男に連れていかれるのを。そいつは、他の鬼とは比べ物にならないほど、威圧感がすごかった」
煉「見ていたなら!どうして止めなかったんだ!」
冨「・・・っ、すまない」
夢だと思った。いや、現実だと認めたくなかった。俺の周りからまた1人、大切な人が消えていく事実を。
し「・・・とにかく、この事を御館様に報告しましよう」
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
御「Aが、鬼舞辻無惨に・・・」
し「冨岡さんから話を聞くと、鬼舞辻無惨は自分について来ることを条件に、私たちには手を出さないと言ったそうです」
俺の心が追いついてないのを察してか、胡蝶が代わりに報告してくれた。
御「・・・Aなら、何らかの手を使って戻ってくるだろう。もし彼女を見かけたら、すぐにこの屋敷に連れてくるように。そしてみんなは、目撃情報を聞いて回ってほしい」
「「「御意」」」
柱たちが帰ると、産屋敷耀哉は1人考えた。
鬼舞辻無惨は、Aに何をする気なんだ。
食べるのが目的なら、彼女をわざわざ連れ去る必要はない。
・・・鬼舞辻無惨。君は、私の大切な子どもに、何をするつもりなんだい?
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桧 - マジで泣ける(´;ω;`)ウゥゥ (2021年8月7日 13時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - ごめんなさい!2度目の感想です。私、義勇さん推しなので、もう、最後泣きました。ありがとうございます!これから続編をゆっくり読ませてもらいます! (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
アルイ(プロフ) - 占ツクの小説で泣いた作品はこれが初めてです。このお話を書いてくれたことに心から感謝します(*T^T) (2020年11月1日 1時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
きめつ大好き - ラスト泣きすぎて 目と鼻が真っ赤になりました 切ない、、来世も二人幸せになれますように。 (2020年10月10日 20時) (レス) id: c83c3938f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月13日 20時