再会(一部変更しました) ページ13
『あんなこと、言わなきゃ良かった・・・』
私たちは今、定食屋にいる。
みんなは、遠慮なく自分の好きな物を食べまくっている。
炭「すみまへん!Aはん!」
『食べながら喋るな!食べ盛り!』
善「うなぎおいひーでふ!」
『米が口から出とるわ!黄色い頭!』
伊「天ぷらうめぇ!!」
『私に衣のかけらをとばすな!猪!』
私は知らなかった。育ち盛りの男の子が、こんなに大食いだなんて・・・。
『禰豆子ちゃぁぁん!私、破産しちゃうよー!!』
禰「ムムム!ムームム!」
(柱は給料高いから、大丈夫だよ!)
『なんで知ってるんだ、この子』
みんながおいしそうに食べているのを見ると、羨ましくなってきた。私もみたらし団子食べたいなあ。
※Aの好きな食べ物はみたらし団子です。
『そろそろ行こうか!』
「「「はい!/おう!」」」
外に出ると、風が吹いて体がブルっと震える。鬼になって、もう半年が経った。私を鬼にした鬼は、あれから1度も見かけない。
しばらく歩いていると、私たちの前に、1人の男の子がいた。
『ぼく。こんな真夜中に外に出ると、危ないよ?』
私が声をかけると、男の子は振り返って私を見た。
その子の顔は、2度見たことがある。あいつだ。
美「やっと、見つけた」
『みんな!こいつは鬼だ!構えて!』
私がそう言うと、みんなは戦闘態勢になる。
美「血気術・腐敗の音」
善「うっ、何だこの音は・・・っ!」
鬼は音を使った血気術をもっているらしい。耳がいい善逸は、攻撃をくらってしまった。どうやら、音だけで、人の動きを鈍くさせることができるらしい。
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桧 - マジで泣ける(´;ω;`)ウゥゥ (2021年8月7日 13時) (レス) id: f7e0d06981 (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - ごめんなさい!2度目の感想です。私、義勇さん推しなので、もう、最後泣きました。ありがとうございます!これから続編をゆっくり読ませてもらいます! (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
北極星 - 今まで読んだ小説の中で一番感動しました。 (2021年8月4日 15時) (レス) id: ce56cf178c (このIDを非表示/違反報告)
アルイ(プロフ) - 占ツクの小説で泣いた作品はこれが初めてです。このお話を書いてくれたことに心から感謝します(*T^T) (2020年11月1日 1時) (レス) id: 5747014bbe (このIDを非表示/違反報告)
きめつ大好き - ラスト泣きすぎて 目と鼻が真っ赤になりました 切ない、、来世も二人幸せになれますように。 (2020年10月10日 20時) (レス) id: c83c3938f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月13日 20時