エースの妹はエースなわけで。

13話!! ページ16

そして朝。

各高校起こして回るという大役を任されたので絶賛向かっております。

どうでもいいけど私は目覚めがいい方です。




最初は音駒。


｢音駒のみなさーーーーーーーーーーーーーーーーーん！！！！！！！！！！！！｣


｢｢うるせーーーーーーーーー！！！！！！！｣｣




ドアを勢いよく開けて叫んだら起きてる人達に怒られました。金髪モヒカン君はなぜか喜んでました。Ｍかな？寝てた人もゆっくり起きてます。さすが私。




そういや黒尾さんって起きて直ぐに髪セットしてんのかな。もうあのつんつん頭完成してるんだけど。




｢黒尾さんって頭いつセットしてるんですか？早くないすか？｣




｢いやこれ寝癖｣




｢エ？｣




まさかの寝癖でした。





そしてお次は我らが梟谷。多分ここはお兄ちゃん以外起きてる。




ドアを開けて｢お兄ちゃーーーん起きてーーーー｣と叫ぶと｢あと5分…｣と聞こえた。

やっぱお兄ちゃん以外起きてんな。




｢ヴッ｣



いつまでたっても起きないから腹踏んずけたらすげえ声出したよこの人




｢準備終わったら朝ごはん食べきてくださいね〜｣




お次は烏野。

ここは未知です。

起きてるのに叫ぶ訳には行かないから(音駒は例外)こっそり開けたらだいたい起きてた。

起きてる人が寝てる人起こしてたから私の出番ないよ。




あっ起きてる人の顔がこっち向いた。翔陽くん起きてるんだ。確かに活発小僧！って感じだもんね。




｢寝てたら起こそうと思ってたんですけど割と起きてますね…｣




｢のののののノヤっさん梟谷の美人エースが起こしに来てくれたぞ…！｣




｢クッッッソーーーなんで起きちまったんだ寝とけばよかった…！！！！｣




坊主と小さい人が騒いでるけど多分これ無視していいやつだ。


ガン無視決めて準備終わったら食堂来てくださいねーと言うと｢無視も…イイ！｣と言われました。キモイです。

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