○プロローグ ページ2
episode0...プロローグ
2012年 某日
「あれ、Aちゃん、どしたの、」
「鷲谷さんに呼ばれたんすよ〜。」
「あら、わざわざここにー？」
「まぁ、大学帰りなんですけどねー。」
「お疲れさま。あ、これあげるよ。」
「うわーい！いいんですか？」
「うん、あたしあんま好きじゃないからさー。」
「え、ごちそうさまでーす！」
「どうぞ。」
大学帰りに、某会社に呼ばれて、
寄ると、顔見知りのスタッフさんに声をかけられる。
スタッフさんが、飲めないと言ってもらったオレンジジュースを持って、
鷲谷さんの所に行くと、
あ、こっち、こっち。と手を振られる。
「お疲れさまです、あ、仕事中でした？」
「うん、ちょっとインタビューをね。」
「お邪魔しました。あ、出直します？」
「ううん、今終わったから。」
「あ、そうなんですね。」
わざわざ、ごめんねーと言う鷲谷さんに、
いえいえ、と頭を下げながら、ちらっと見ると、
ぺこりと頭を下げられる。
こちらも、ぺこり、すると、
鷲谷さんは、あ、と声をあげた。
「A、ファンだったよね！」
「？？」
「米津玄師くん。」
「？？あ、えっとー…。」
「あ、そうか、ハチだよ。あのニコ動の。」
「え、え！？えぇぇ！？///////」
「声(笑)」
「え、え、あの？ニコ動で動画作ってるハチさん！？」
「あ、はい、そうです。」
「うわあ！！！初めまして！！えっと、え、す、すっごいファンです！！」
「漠然とした感じだな(笑)」
「あ、マトリョーシカとか、ドーナツホールとか、すっごいすっごい好きで、何回も、聞いてます！！」
「あ、ありがとうございます。」
にこっと笑って、柔らかく、
低い声、
あぁ、ステキな声だな、なんて思いながら、
握手を求めると、
彼は、嫌がることなく、手をすっと出してくれた。
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いろは(プロフ) - ふらわぁさん» ありがとうございます！私も初めて米津さんを書いた作品だったので、ちょっとキャラが掴めてない部分もあるかもしれません（笑） (2019年7月17日 11時) (
レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ - 米津玄師の夢小説初めて見たけど米津玄師ってこんなキャラだっけ！？って言うほど甘えん坊で可愛い！ (2019年7月17日 2時) (レス) id: 405748e817 (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - 桃さん» ありがとうございます！嬉しいです！続編を、短編集３にて、細々と書いているのでそちらもよろしくお願いします(^^) (2018年3月18日 19時) (レス) id: aef4d38a58 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - めちゃくちゃ切なくなりました！お互いに嫉妬しあったりして可愛かったです。 (2018年3月18日 17時) (レス) id: d96ed757e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは
| 作成日時：2018年2月18日 2時
