君の笑顔を見せてください【ジョジョの奇妙な冒険】混部 (ページ1)

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嫌な雨の日ー承太郎sideーページ1

澄んだ空とはかけはなれた

空が泣く今日この頃

大ぶりでもなく小ぶりでもない雨

雨は嫌いだが、今日の雨は特に嫌いだ

寒くもなく暑くもなく、じっとりと嫌に高い湿度が肌を湿らせる

水溜まりを超え、道を歩いていくと見えてくるでかい施設SPW財団の支部局
呼び出してきた張本人がいる場所

承｢チッ、ジジィ…呼び出したかと思えば何故SPW財団支部局なんだ｣

支部局前の自動ドアに佇むのは苦笑いを浮かべる白髪混じりのジョースター家の1人
ジョセフ・ジョースター
祖父にあたる男

ｼﾞｮｾ｢急に呼び出してすまんのう！会って欲しい人物がいるんだ、その…仗助はどうした？｣

承｢自分で聞きな…｣

ｼﾞｮｾ｢なっ！孫が冷たい!!｣

承｢やかましい！はぁ…仗助は補習があって遅れると言っていたぜ、で、会わせてぇヤツっての何だは？｣

仗助は俺より歳がいくつか下で現在高2の
｢叔父｣にあたる、変な関係だが
感情の浮き沈みは激しいし、名前を呼んで駆け寄ってくる犬みたいなやつだ

ｼﾞｮｾ｢とりあえず中に入るぞ、話しながら部屋に案内しよう、｣

承｢やれやれだぜ…｣

ジジィは少し難しい顔をすると部屋まで
そいつについて話しながら進み出す
さっさとこの面倒な用事ごとを済ませて
大学のレポートを進めたいと

ｼﾞｮｾ｢その人物の名は～～～～～～｣

ジジィからそいつについての情報用紙を受け取り話を聞くまではそう思っていた