承太郎、夏の嫉妬2ーリクエストー ページ32
徐｢前から思ってたけどあんた意外と嫉妬深いよね｣
承｢…やかましい｣
『承太郎さん…前が見えない』
黒い布は承太郎の改造学生服で
浮遊感は抱き上げられたためだった
承太郎は嫌いでも好きでもない奴らに
Aの無防備な姿は見せたくなかったし、
自分だけのものにしたい大切な人物を
囲われてはいい気がしなかった
『プロシュートさんたちー！今度カフェにまた行きましょーねー！』
離れていくプロシュート達に手を振りながら
お出かけの約束をすれば
更に不機嫌になる
『承太郎さん、怒ってるんですか？』
承｢…いいや、別に｣
そう言うと、波打ち際まで歩き
足首から脛、太もも、腰
195cmにもなる大男の承太郎はAを抱えたまま
海に浸かっていく
『ﾋｪｯ…冷たっ！』
夏のど真ん中とはいえ海水は冷たく
徐倫が選んだ水着はどんどんとそれを吸収し
体温を奪っていく
『上がりませんか？』
承太郎｢…｣
ｻﾞﾌﾟﾝｯ
『って、えぇ！？！？ひえっ!?!?!?』
Aが海に潜らないように手で持ち上げたまま
承太郎は急に頭まで浸かった
肩から下が浸かっているAの白い腹部に
唇を付ける
承｢ぶはっ!!!｣
『うわっ！どしたんですか急にって、オット』
海面から勢いよく頭を出すと髪をかきあげ
驚くAをそのまま抱きしめた
肌はツンと冷たくなり、筋肉質な腕は割れ物を扱うように優しく、落とさないように強く力を込めた
そのまま2人で波に揺られながら
お互いの瞳を見つめ合う
奇妙な時間に終わりを告げるための
承太郎の言葉は
承｢…やれやれ、やっぱり子供体温は違うぜ｣
じわじわと密着する肌に低く響いた
『承太郎さんが勝手に海に潜ったじゃないですか』
承｢はぁ、今はこうさせてくれ｣
太い腕を腰にまくと
またざぶざぶと水しぶきを上げながら
見守る集団のもとへと帰ったて行く
ｼﾞｮﾅ｢もー学生服がビシャビシャ…｣
承｢ふん…｣
『なんだったんだ…(汗』
徐｢知らなくていいのよ｣
｢承太郎、夏の嫉妬｣END
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
記念すべき1つめのリクエストは
海に出かけたところ、
浜辺で嫉妬する承太郎というお題でした！
うーん、これで良かったのかしらリア友ちゃん…
まだまだリクエスト受け付けています！
受け付けながら話を進めていきたいと思います！
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ルル - 早く更新してー！！ (2022年5月30日 15時) (
レス) @page47 id: 2eaa760021 (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 面白かったです！更新まってます！ (2020年12月7日 7時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
忘れん坊(プロフ) - さくらもちぃさん» 純粋で無意識のうちに皆を振り回すような可愛い小悪魔ちゃんです笑 (2020年5月21日 23時) (レス) id: fd773a5934 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもちぃ(プロフ) - うっ,,,純粋な夢主,,,（） (2020年5月18日 21時) (レス) id: 05a7ee41a6 (このIDを非表示/違反報告)
忘れん坊(プロフ) - うぉぉぉぁああぁぉおぁあぁ!!!!もっちさんからの運を受信しました:)ありがとうーございますーーー！！！更新頑張りやす！！ (2020年4月7日 8時) (レス) id: fd773a5934 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：忘れん坊 | 作成日時：2019年12月28日 17時
