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夢のような… ページ5

『うん、なんか2人に話をしたら改めて心構えができたからまぁ感謝っていうかなんと言うか、、


放っておけないんだよ、アシリパちゃんも眠いでしょ』

布団はさすがにほこりがするだろうから私の外套を下に敷いて眠たすぎて何が何だかわからんようなアシリパちゃんを寝かせた

すぐに寝て可愛すぎ萌


『ごめん杉元さんの分がないや』

「いやいいよ、アシリパさんの分があるだけで十分
俺は座って寝るの苦にならないから」

火鉢の火を突きながら話す杉元さんは初めて会った時から少し怖い

私でも分かる血の匂い

獣ではない人の血

そして只者ではない闘神のような動き


『杉元さん、、、





アシリパちゃんと何を隠している』






「隠すって?何を」

『誤魔化すな、、これでも鬼を数え切れないほど切っているから分かるぞ、血の匂いがプンプンすr』


ガキィィィン


一瞬火鉢を突く火掻を持った手に力が籠ったのを見逃さなかった


入った瞬間頭をぶっ叩かれそうになったけど少し抜刀し柄と鞘の間に現れた刀身で受け止める


この人は本当に強い


『なんですか、やたらと物騒な』

「結構力を入れたけど顔色一つ変えないあんた本当に只者じゃないな」

『それはどーもお褒めに預かりまして』





「杉元やめろ!!!」





張り詰めた空気を切り裂く可愛らしい声
アシリパちゃんが勢いよく起き上がるとなんか、、
うん、恐ろしい形をした木の棒で杉元さんをぶった

え、いちばん怖いのアシリパちゃんじゃない?


何そのガチで痛そうなの


え、なんでそんなにアシリパちゃんには弱いの杉元さん


「Aは無関係だ!政府すら関わっていないのにどうしてそんな攻撃的なんだ!その火掻をおろせ!」

「…ごめんアシリパさん」

『いい加減その殺気を収めてください

ただの旅人じゃないことは分かったけど、、ずるい!わたしだけベラベラ喋って素性まで明かしたのに、なぁにが旅人だ嘘つきめ』

「すまないA…巻き込みたくないんだ」


巻き込みたくないやら
異常なほどのアシリパちゃんへの加護
殺意

何が何だかわからん

『はぁ、そもそも私は死と隣り合わせなんだ、2人が話したくなくても死に近い私なら墓まで持ってってあげるよ』


「杉元…もういい話そう」

「アシリパさん」

何かを決意したアシリパちゃんは2人の度の中で随分と重要な子らしい、杉元さんはアシリパさんに結構な判断を煽ってる

気まずそうに告げられた話は大勢の人にとっては夢のような一攫千金の話

理解度[甲]→←優しいから



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プスメラウィッチ(プロフ) - 初めまして、更新楽しみに待ってます。 (1月29日 9時) (レス) @page11 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:忘れん坊 | 作成日時:2022年1月31日 1時

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