絶対的戦力 ページ17
ロビンはナミを狙おうとしていたクマの口を無理やり閉ざし、口内で爆発させた。そしてついでにナミは自慢の武器で雷を食らわせる。
そのおかげか、希望のなかったこの戦いも最後が見え始めた。
クマは頭がおかしくなったのか、あちこちに攻撃し暴走を始めている。
その隙を狙い、ゾロ、サンジ、ルフィは最後の一撃を食らわせた。クマは完全にショートし、その場に倒れ、ピクリとも動かなくなった。
だが一味はもう体力が底をついていた。はぁはぁと荒い息をあげ、うつ伏せになる者もいる。
「止まったよな、あの野郎」
「まだ動き出しそうで不気味」
「はぁはぁ、そしたらもうダメだ。俺はもうクタクタで動けねぇよ」
ウソップはもう動けないといった様子。ウソップだけじゃない。他の人達もだ。
「戦うより逃げた方が良かったのかな」
「いいえ、倒せるものは倒しといた方がいいわ。どのみち終われるんだもの」
チョッパーの言葉に、ロビンは冷静に返す。確かに彼女の言う通りだ。倒せるものは倒しといた方がいい。だが、次に何かが来たら今度こそ終わりだろう。
このクマの男を倒すのに一体どれだけの時間を要したのか、それは体力もだ。
フランキーが言うには、クマの男は改造人間だという。
「ちょっと休もう。いきなりこんな全力の戦闘になるとは思ってなかった」
いつの間にか元の姿に戻ったルフィはそのまま壁にもたれ掛かった。そんな彼にサンジは休む前に身を隠した方が良いと最善の選択肢を口にする。
「それもそうだ、でも後ほんのちょっと待ってくれ」
「待って！敵はまだいる！！」
Aは珍しく声をあげた。その声に反応する前に聞き慣れない男の声が響き渡った。
「全くテメェらやってくれるぜ」
「「！！」」
「…上よ」
皆が一斉に上を見上げると、一番高いマングローブの枝に人影が見えた。その途端、上からその人物が降りてくる。着地したのと同時にその衝撃で土煙が舞った。
「誰だ！」
煙の中から姿を現したのは相撲取りのような男。髪はおかっぱで、その手には大きなマサカリ。
「おいおい、なんて無様な姿だ。テメぇらパシフィスタを一人作る為に軍艦一隻分の費用を投入してんだぜ。ったくあのパンク野郎になんて報告すればいいんだよ」
そう言う彼の近くには倒したばかりの七武海がいた。
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れ(プロフ) - とってもおもしろいです！これからも楽しみにしてます、、！頑張ってください！ (2020年8月1日 3時) (
レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉(プロフ) - 名無し34187号さん» わざわざコメントありがとうございますTT。嬉しいです(^ ^)これからも更新頑張りますね！！ (2019年12月10日 14時) (レス) id: 7be676ba1b (このIDを非表示/違反報告)
名無し34187号(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです泣。相変わらずの文才で、内容までめちゃくちゃ面白いです！！これからも更新楽しみにしています！ (2019年12月10日 14時) (レス) id: 00aa3bdea9 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 1番か4番がみてみたいです！ これからも頑張ってください！！ (2019年6月3日 18時) (レス) id: 33ef8a9a51 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - �θ屬�見てみたいです！！ (2019年6月3日 6時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉 | 作成日時：2019年5月26日 19時
