◇2380. ジメジメ ページ33
イヴ.
『雨漏りで水浸しになった絨毯って、君ねえ、アレはジメジメするだけじゃなくて、乾かすのだって大変だし、濡れた場所を拭かなきゃだし、てか絨毯に生乾きの臭いがつかないように１度洗わないといけないから面倒くさい、』
イヴ「何重にも失礼だよ、Aちゃん！」
１度Aちゃんとグリムくんに料理を預け、２人を喋らせないようにする。
オルト「う、うーん。兄さんはネット上だとリアルほどジメジメしてない……っていうか、むしろハイテンションなほうかも」
デュース「シュラウド先輩が！？」
エース「まあ、リアルとネット上ではキャラが別人ってのはあるあるでしょ。
年齢、性別、見た目、性格……すきに自分を装えるのがネットじゃん」
オルト「僕からすると、ネット上の匿名性なんて無いに等しいし、兄さんのネトゲ友達の素性を暴くのも簡単なんだけど」
エース「うわ、イグニハイド寮生こっわ」
イヴ「(オルトくんならやりかねない)」
オルト「でも兄さんが今回はするなって言うんだもん」
どうやらイデア先輩直々のストップをかけられたようだ。
ホッ、安堵。
……でも��今回は��という言葉がなんだか突っかかる。
デュース「そうか。もし相手の素性を無理矢理知ったとしても、連絡をとれば、自分の素性を明かすことになる。 それは少し勇気がいるかもしれない」
エース「まず、連絡先交換してない相手から急に連絡きたら普通にビビるし引くでしょ」
イヴ「そうだね。怖いね」
オルト「だよねー」
オルトくんは肩を落とす。
やっぱりそういうのは当人達での直接の連絡交換が必要なんだよ。
素性を明かすのはたしかに怖い。
相手が自分を受け入れてくれるかどうかの信頼関係だって必要だ。 ネット上、ましてやゲーム越しだと相手の顔が見れないから難しいのだろうけれど。
オルト「はぁ……兄さんにとって貴重な、生きた人間のお友達だったのになぁ」
イヴ「(そんな普段死んだ人としか友達になってないような言い方……)」
オルト「兄さんのネトゲ友達、��マッスル紅��さん」
イヴ「マ、マッスル……」
オルト「チャット文面からして落ち着いた成人男性だろうって兄さんは言うんだけど、ネタ装備で高難易度クエ攻略に挑んだり、危ないギミックをわざわざ踏みに行って床を舐めたり、結構ユニークなプレイするんだよね」
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冬雪(プロフ) - すたさん» コメントありがとうございます。最初から見てくれるの嬉しいです。頑張ります (6月11日 23時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
すた(プロフ) - うおおお！！おもろすぎて最初から見てきました！応援してます！！ (6月11日 22時) (レス) @page50 id: 547c4df5f1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 潤華さん» コメントありがとうございます。とても恐れ多いですが、すごく嬉しいです。頑張ります (5月20日 21時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
潤華 - 冬雪さんが全占ツク作者の中で一番好きです(変に作者がずけずけ出てきたりしないし)！面白くて何回も見返してしまいます！これからも応援しています、頑張ってください✧ (5月20日 19時) (レス) id: 9876854e3f (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - あんりさん» コメントありがとうございます。楽しみです。頑張ります (5月13日 6時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2023年3月20日 0時
