◆2133. 落火 ページ28
Ｎｏ ｓａｉｄ.
ルーク「！？」
エペル「！？」
突然溢れた猛火に踠き苦しむタイタンズ・アース。
その光景にルーク・ハントとエペル・フェルミエは驚愕した。
ルーク「エペルくん、まさかキミ……」
エペル「ち、違う！ 僕は何もやっていません！」
ルーク「それじゃあ、この猛火は一体…………」
ルーク・ハントはふと、エペル・フェルミエのものでも、ヴィル・シェーンハイトのものでもない魔力を感じとった。
その魔力はあまりにも��濃い��ものだった。
ルーク・ハントは後ろを振り向いたその時、
ヴィル「準備が整った。
ルーク、エペル、こっちへ！ 早く！」
ヴィル・シェーンハイトの言葉によって遮られる。
ハッ、と我に返ったルーク・ハント、そしてエペル・フェルミエは��雷霆の槍��に近づき、ヴィル・シェーンハイトと共にその刀身を魔法で支える。
��雷霆の槍��はより一層強い輝きを放ち、槍先から雷の弾が生成される。
ヴィル「くらいなさい！」
ヴィル・シェーンハイトがそう言い放つと、��雷霆の槍��から放出された雷は電磁波を放ちながらタイタンズ・アースへと直撃する。
ヴィル「もうひと押しよ！ ふんばりなさいアンタ達！」
ルーク「うおおおおおおおおおおお！！！」
エペル「うおおおおおおおおおおお！！！」
イヴ「っっ！！！」
『っっ！！！』
その迫力に圧倒されながらも、彼らは地面に踏ん張り、耐える。 耐え続けるのだ。
《ガアアアア！！
オノレ、オノレ、ジュピタアアアアアァァァ！！》
タイタンズ・アースはそう叫ぶと、��雷霆の槍��によって与えられた衝撃により体勢を崩し、��タルタロス��の穴へと落ちていく。
下へ下へと落ちていき、ズシャッ、という微かに底に落ちたような音が響いた。
息も絶え絶えな彼らを知ってか知らずか、��雷霆の槍��のナビの音声は〈��雷霆の槍��のバッテリー残量が低下しています。 残り１０％です。 充電ステーションに設置してください〉と言う。
イヴ「……こ、今度こそ倒せたのかな……？」
『結構下まで落ちたっぽいし、また遭遇するなんてことはないと思うけど…………』
すると、ヴィル・シェーンハイト、ルーク・ハント、そしてエペル・フェルミエは大きく息を吐きながらその場に座り込んでしまった。
イヴ「み、皆さん、大丈夫ですか！？」
ヴィル「大丈夫……なんて強がる余裕すら残ってないわ」
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冬雪(プロフ) - たまごっちさん» コメントありがとうございます。これからも夢主達のことを見守っててくれたら嬉しいです (2022年8月12日 15時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
たまごっち - "男"の手は彼女達をすり抜ける。……ということはもう、お父さんって…あぁぁぁ、続きが楽しみすぎる！！！夢主ちゃんとイヴちゃん、幸せになって…(泣) (2022年8月12日 11時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - とうもろこしさん» コメントありがとうございます。父親参戦です (2022年8月12日 9時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
とうもろこし - お、お、お父さん！？！？夢主達、少しづつ記憶を取り戻してきてるってこと…？ (2022年8月12日 9時) (レス) @page37 id: 761df69c60 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - トワさん» コメントありがとうございます。ふとした時に雰囲気変わるスカラビアいいですよね。頑張ります (2022年8月11日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2022年7月23日 0時
