◆1570.��アジーム公園�� ページ31
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グリム「もう我慢できないんだろゾ！！」
そう言うと、速攻で噴水の周りにある池へと飛び込むグリム。
イヴ「グリムくん！！！！」
『グリム！！！！』
グリム「わははは！ 冷たくて気持ちいい！」
ケイト「わ〜、グリちゃん自由だなぁ〜」
そう言いながらグリムの写真を撮るケイト先輩。
ジャミル「ったく……。さっき、拭いてやったばかりだというのに……」
カリム「楽しそうだなー。 よし、オレも、」
ジャミル「やめろ！ これ以上、面倒事を増やすな！」
必死な顔をしたジャミル先輩がカリムの背後から脇の下から両腕を通し、引き留めた。
イヴ「……わっ、え？ わあっ！？」
『おっと。どったの、イヴ』
イヴ「誰かに背中を押されたと思って後ろを見てみたら、ラ、」
『ラ？』
突然僕に抱き着いたイヴの後ろを見てみれば、そこにはたしかに��ラ��が付く名前の動物が。
『ラ、ラクダ……』
ケイト「……あ、公園の奥の芝生の方にもラクダがいる！」
周りを見ていなかったからわからなかったが、公園の敷地内にはラクダの他にも象やキリンなどが自由に歩き回っていた。
僕とイヴは呆気を取られた。
……自由すぎないだろうか
トレイ「驚いたな。象やキリンもいるじゃないか」
ジャミル「昔は、ラクダを移動手段として使っていました。酷暑でも長距離を歩き続けられるますから。今では観光客を乗せての名所巡りがほとんどですね。象やキリンがいるのもそのためです」
ケイト「無料で入れる公園なのに、まるで動物園やテーマパークみたい。熱砂の国の公園って、他もみんなこんなカンジなの？」
『そしたら自由にも程があるだろ……』
ジャミル「いや、この��アジーム公園��が特別なだけで、他は普通だよ」
そっかー。��アジーム公園��が規格外なだけかー。
良かった。街を歩いている時にラクダや象の他に、猿とかに会ったらどうしようかと……、って、
トレイ「……んっ？」
ケイト「……んっ？」
グリム「……んっ？」
イヴ「……んっ？」
『……んっ？』
トレイ「今、��アジーム公園��と言っていたが……」
ケイト「もしかして、ここって……？」
ジャミル「はい、この辺りは全部、アジーム家の私有地になります」
トレイ「ええええええっ！？」
ケイト「ええええええっ！？」
グリム「ええええええっ！？」
イヴ 「ええええええっ！？」
『ええええええっ！？』
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冬雪(プロフ) - 京凛さん» コメントありがとうございます。好きになってくれて嬉しいです。頑張ります (2021年8月27日 21時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
京凛(プロフ) - すごい面白いです!!!このシリーズが大好きなので毎日更新楽しみにしてます!!!文才が神、、、この作品も冬雪様も大好きです!!!更新頑張ってください!!応援してます!! (2021年8月27日 20時) (レス) id: c8e77dbc20 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - ナギさん» コメントありがとうございます。頑張ります (2021年8月25日 19時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 待ってましたぁぁぁぁ(´；ω；｀)更新頑張ってください！応援してますっ！ (2021年8月25日 13時) (レス) id: 2f778f3504 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2021年8月25日 0時
