◆1059.性格がお悪い ページ23
Ｎｏ Ｓｉｄｅ.
ラギー「おーおー１年同士で戯れちゃってまあ」
レオナ「いつからここは犬っころの戯れ場になったんだよ」
ジャック「あっ、レオナ先輩にラギー先輩！ 他のみんなも！」
マジカメモンスター達がいなくなったのを確認すると、物陰に隠れて様子を見ていたサバナクローの寮生達がわらわらと出始める。
ラギー「シシシッ。 マジカメモンスター、みんないなくなったッスね」
「あいつら、逃げ足は速いじゃねえか！」
「最初から本気出せっつーの！ ひひひっ」
『あ、ラギー。さっきのナイス』
ラギー「あんなん朝飯前ッスよー」
Aが両手を挙げてラギーの元に駆け寄れば「うえーい」とハイタッチをした。
��さっき��というのは、マジカメモンスター達のポケットの中に覚えのない宝石類が入っていた事だ。
あの出来事も作戦のうちであり、Aがマジカメモンスター達の意識を引きつけ、その間にラギー・ブッチが彼らのポケットに気づかれないように入れて油断させるという、まあ性格の悪い作戦である。
ちなみにこの作戦はAが考えた。
ラギー「でもAくん、あの後すぐその場から離れるっていう予定だったじゃないッスか。相手がいつ暴れ出すかわかんないってーのに」
『いやー、想像以上のジャックの登場に圧倒されちゃって』
イヴ「でもあの時は本当にハラハラしたよ……」
『ごめん。 ……じゃあ、今度やられそうになった時はやられる前に��やられます！��って叫ぶよ』
ジャック「いや、そういうことじゃねぇだろ」
レオナ「いや、そういうことじゃねぇだろ」
ラギー「いや、そういうことじゃねぇッスよ」
そう言って、呆れ気味にAの頭に順番にチョップする３人。
ジャック「……でも、俺の作戦に付き合ってくれてありがとな。 みんなも、ありがとうございました。
その……結局、一般人に魔法かけちまいましたけど……」
ラギー「知らないんスか、ジャックくん。
��やられたら、やり返せ！��が海賊のお作法なんスよ。あっちが先にルールを破ったんだからやり返されたって文句は言えねえッスよ」
イヴ「そうだよ。 それに私達は直接危害を加えてないよ。 ちょっとおどかしただけだから、気にすることなんてないよ」
「そうだそうだ！ ひゃはは！」
そうフォローすると、ジャック・ハウルはどこか安心したように笑った。
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三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» 了解しました (2020年12月22日 23時) (
レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 三色弁当さん» とても心強いです。よろしくお願いします (2020年12月22日 23時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» いえ、上から目線と感じてませんので安心してください、長々とすみません、、主様の作品は素敵なのでもし、有り得ないかもしれませんが盗作がされた場合、通報等協力しますのでその時はよろしくお願いします、、 (2020年12月22日 22時) (レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 三色弁当さん» 読みました。自分の作品とは違って落ち着きのある作風だと思いました。上から目線で申し訳ありませんが良いと思います (2020年12月22日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» そうなんですね。私も少しずつ書いてますが読んでもらえますかね (2020年12月22日 21時) (レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年12月22日 0時
