◆1039.妖しげな笑み ページ3
イヴ.
エペル「なるほど。じゃあその人達を追い出せばいいんですね」
ジャック「……っしゃあ！！
学園の外までぶっ飛ばしてやる！！！」
デュース「……っしゃあ！！
学園の外までぶっ飛ばしてやる！！！」
エペル「……っしゃあ！！
学園の外までぶっ飛ばしてやる！！！」
『落ち着け』
イヴ「そ、それだけじゃ……ダメ、なんじゃないかな？」
私がそう言うと、一斉に私に視線が集まる。
イヴ「え、えっと……注意書きを無視したから追い出すっていうのは限度があると思うんです」
イデア「イヴ氏の言う通り、相手もそこまでバカじゃない。こっそり魔法使ってたのがバレたら、ヤバイのは拙者達のほうですぞ」
ケイト「そーだね。例えどんなに迷惑をかけられたとしても……魔法執行官でもないオレ達が一般人を魔法で攻撃するのは本来ＮＧ。ハロウィーンパーティーどころか学園に批判が殺到して大変なことになっちゃう！」
それは想像しただけでも恐ろしい。
そんな事になったら校長先生なんてショックで吐血してしまいそうだ。
デュース「じゃあ……拳、ですかね？」
イヴ「それは極端すぎるよ……」
エース「普通の喧嘩でも警察沙汰になるっつーの」
グリム「マジカメモンスターを攻撃せずに追い出す方法……そんなのあるのかぁ？」
みんなで頭を抱えていると、
フロイド「あははははははっ！」
突然フロイド先輩が笑い出した。
この状況に似つかわしくない笑いにリドル先輩達が不愉快とでも言いそうな表情を浮かべる。
リドル「……フロイド。みんな真剣に考えているというのに、一体なにがおかしいんだい？」
フロイド「だってさあ、みんな難しい顔して悩んじゃって……なんでぇ？ 難しいことなんか全然ねーじゃん。変なの」
イヴ「え……」
フロイド「Aも難しい顔なんてしてないし」
Aちゃんのほうを見ると、ニコッと笑うだけだった。
ジェイド「ふふふ、フロイド。笑ってはいけませんよ」
アズール「ジェイドも笑ってしまっていますよ」
ジェイド「これは失礼」
ヴィル「……なに。感じが悪いわね」
Aちゃんはまだいいとして、オクタヴィネルの３人は……なんというか、悪い事を考えている時みたいな妖しげな笑みを浮かべている。
アズール「やれやれ……」
『いや、もったいぶらずにちゃんと教えてやれよ』
.
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三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» 了解しました (2020年12月22日 23時) (
レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 三色弁当さん» とても心強いです。よろしくお願いします (2020年12月22日 23時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» いえ、上から目線と感じてませんので安心してください、長々とすみません、、主様の作品は素敵なのでもし、有り得ないかもしれませんが盗作がされた場合、通報等協力しますのでその時はよろしくお願いします、、 (2020年12月22日 22時) (レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 三色弁当さん» 読みました。自分の作品とは違って落ち着きのある作風だと思いました。上から目線で申し訳ありませんが良いと思います (2020年12月22日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» そうなんですね。私も少しずつ書いてますが読んでもらえますかね (2020年12月22日 21時) (レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年12月22日 0時
