◆1038.敵の特徴 ページ2
イヴ.
セベク「はっ。ならば簡単ではないか」
イヴ「そ、そうなの？」
セベク「今すぐに学園を閉鎖しよう！外からやってきた者共を全て追い出してしまえ！」
……それって本末転倒なんじゃ……
レオナ「……茨の谷ってのは本当に引きこもり気質なんだな。王様が陰気なせいか？」
セベク「なんだと！？」
リリア「セベクよ……今のはレオナに呆れられても仕方がないぞ」
リリア先輩にも否定されると、一瞬で悲しそうな顔をするセベクくん。
……な、なんか可哀想だな……。
リリア「��ハロウィーンウィーク��の主賓は、来場客じゃ。我々はあくまでパーティーを開く側。もてなす相手がいなくてはパーティーなど開く意味がない」
デュース「僕も、ルールを守って安全に楽しんでくれてるゲストを追い出したくはないです」
エペル「でも、どうやってマジカメモンスターと普通のお客さんを見分けるんですか？」
イヴ「たしかに見た目だけじゃ良い人か悪い人かなんてわからないよね。マジカメモンスターだけを追い返すなんてできないんじゃあ……」
すると、私とエペルくんの間にニュッ、と入ってきたAちゃんは交互に私とエペルくんを見て、
『本当に無い？』
エペル「え？」
『マジカメモンスターの特徴ってさ、写真や動画を撮る他になにかなかったっけ？』
マジカメモンスターの特徴……写真や、動画を撮る他にある……マジカメモンスターと一般のお客さんを判別出来る決定的な特徴……。
エペル「……あ」
イヴ「それって……」
エペル「人の話を聞かないこと？」
イヴ「人の話を聞かないこと？」
私とエペルくんがそう言うと『ご名答！』と私達の頭を撫でるAちゃん。
褒められて喜ぶと、エペルくんも撫でられた場所を触って、頬を赤く染めながら微笑んでいる。
ヴィル「マジカメモンスターとはすなわちアタシ達の話を聞かない人間……それならすぐに判断できる。アタシ達も注意書きを作ればいいのよ」
デュース「注意書き？」
シルバー「……はっ！ 鏡の間に立てている��看板��か？」
ヴィル「そう。うちやディアソムニアのように��守るべきルール��をきちんと知らしめて……それを破った者を��マジカメモンスター��と認定しましょう」
……たしかに、それならマジカメモンスターの判別は簡単そうだ。
イヴ「(でも、それだけじゃ……)」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» 了解しました (2020年12月22日 23時) (
レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 三色弁当さん» とても心強いです。よろしくお願いします (2020年12月22日 23時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» いえ、上から目線と感じてませんので安心してください、長々とすみません、、主様の作品は素敵なのでもし、有り得ないかもしれませんが盗作がされた場合、通報等協力しますのでその時はよろしくお願いします、、 (2020年12月22日 22時) (レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 三色弁当さん» 読みました。自分の作品とは違って落ち着きのある作風だと思いました。上から目線で申し訳ありませんが良いと思います (2020年12月22日 22時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
三色弁当(プロフ) - 冬雪さん» そうなんですね。私も少しずつ書いてますが読んでもらえますかね (2020年12月22日 21時) (レス) id: a10eeaec6a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：冬雪
| 作成日時：2020年12月22日 0時
