◆1020.度胸試し ページ33
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イヴ「お客さん達も騒がずに静かに聞き入ってますね」
シルバー「ああ。マレウス様が直々に、それもこんなにも丁寧に話をしてくださったんだ。きっと客人達も納得してくれるだろう」
セベク「……む？」
セベクは何かに気づいたのか『どうした？』と聞けば「人間共の様子がおかしい」と言い、客達に目を向ける。
客達は何故かツノ太郎をちらちらと見ながらヒソヒソと何かを話していたり、ツノ太郎自身を凝視していた。
マレウス「なんだ？ じろじろと僕を見て。 そんなに妖精が珍しいのか？」
……嫌な予感
１人の客がそろり、と前に出ると、
「……うぇ〜い！」
そう言ってツノ太郎の腕にタッチした。
シルバー「なっ！？」
セベク「なっ！？」
シルバー「な、なんてことだ……マレウス様の腕に……気安く触る人間がいるとは！」
イヴ「あ、あの……これって大丈夫、なんでしょうか……？」
僕も少し驚いてしまった。
ツノ太郎も驚いて、目を張ってるし、セベクはセベクで言葉を失っているし。しかもツノ太郎よりパニクってるし。
シルバー「……あの人間達、マレウス様に危害を加えるつもりでしょうか？」
『とりあえずシルバー先輩はマジカルペンをしまってください』
リリア「おのような者共では、マレウスに傷１つ負わせられん。その心配はいらぬが……奴ら、いったいなにを考えているんじゃ？」
マジカメモンスターは迷惑はかけるが、傷を負わせるようなことはあっちからはしてこない。
魔法を撃ち始めるのはこっちがマジカルペンを構えた時だけだ。
僕達は動かず、客達の様子を伺っていると、
「いぇーい！��ドラコニアチャレンジ��成功〜！」
マレウス「��ドラコニアチャレンジ��？」
シルバー「��ドラコニアチャレンジ��？」
リリア「��ドラコニアチャレンジ��？」
イヴ 「��ドラコニアチャレンジ��？」
『��ドラコニアチャレンジ��？』
聞いたことない言葉にイヴやリリア先輩達に伺うが、それぞれ��知らない��と首を横に振る。
「超ぱねぇ魔力を持つって噂のみんながビビるマレウス・ドラコニア！それに触ったとこ写真に撮るとか伝説級の偉業じゃん」
マレウス「��それ��……？」
『き、君ら、それ本気で言ってるのか？』
「ガチガチのガチ！ やらせなしの度胸試し。名付けて��ドラコニアチャレンジ��！これバズり確実っしょ！」
マレウス「��度胸試し��……？」
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冬雪(プロフ) - 瑠奈さん» コメントありがとうございます。頑張ります (2022年7月19日 0時) (
レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - 作者さん！！僕この小説めっちゃ好きです！これからも頑張ってください応援してます！ (2022年7月18日 23時) (レス) @page13 id: f6c02603c1 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - Rena．さん» コメントありがとうございます (2021年1月15日 5時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
Rena．(プロフ) - 999話があのジャミルのドッカーンで笑いました。最高です笑 (2021年1月15日 1時) (レス) id: 1c1efba1d7 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - サイコパス人間さん» ありがとうございます。頑張ります (2020年12月20日 1時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年12月1日 0時
