◆527.エチゾチック ページ5
イヴ.
イヴ「どうしてですか？妥当な案かと……」
クロウリー「フェアリーガラはただのファッションショーではない。��春を呼ぶ祝祭��なんです。もしも中止になったり、失敗すれば妖精達は怒り……ツイステッドワンダーランドは永遠に冬のままになってしまうでしょう」
『開催地に選ばれたら受け入れるしかない……厄介だな……』
ああ……Aちゃんの表情が��面倒くさい��っていう時の表情に変わっていく
クロウリー「話によると、フェアリーガラの後夜祭は３ヶ月も続くとか……」
意外と大掛かりだな
クロウリー「あの魔法石がなければ学園全体の空調がめちゃくちゃなままになってしまう。それでは授業ができません！」
『まあ、そうなる、のか？』
イヴ「(エアコンとか置かないのかな……？)」
クロウリー「そこで先程寮長の方々と話し合った結果、フェアリーガラに潜入、参加し、女王のティアラを偽物のティアラにすり替えるという作戦を練りまして」
イヴ「潜入はいいとして、参加は難しくありませんか？見た目からして私達妖精じゃありませんし」
クロウリー「ええ。しかしそんな時、サムさんが現れまして」
『なんでだよ』
サムさん。
この学園の購買部にいる陽気な性格、特殊なボディーアートが特徴の不思議な男の人だ。
サムさんが��ＩＮ ＳＴＯＣＫ ＮＯＷ��って登場している姿が目に浮かぶ。
クロウリー「この��妖精の粉��を使えば誰でも妖精なれるとサムさんが持ってきてくれました」
校長先生が取り出したのは透明な瓶に入った金色の粉末で。
たしか妖精に関する本で妖精が��粉の番人��を立てるほど大切な粉と記載されていた気がする。
……サムさん、どこで手に入れたんだろ
『買ったの？』
クロウリー「買いました。経費で」
グリム「それで妖精になれるとして、なんでオレ様達がそのガラに参加するんだゾ？」
クロウリー「フェアリーガラには身分の高い妖精達が集まるといいます。潜入に向いているのは、身分の高い人物が集まるパーティーの振る舞いに慣れていて……テーマである��エチゾチック��に当てはまる人物」
グリム「エチゾチック？」
『��エチゾチック��ってのは、異国の情緒を感じさせる様……簡単にいえば異国風。普通じゃない人間や、珍しい文化を持つ奴ってことだな』
Aちゃんがそこまで言うと、私達はやっと彼らが居た意味がわかった。
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るんTEE(プロフ) - 玉ww子www (2022年12月28日 13時) (
レス) @page20 id: f628b0e3f3 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» 誤字の報告ありがとうございます (2021年5月4日 5時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 悪役だけを。◆30の前編位まで見てまた見に来ましたがやっぱり面白いです！後、わざとだったら申し訳ありませんが、ヴィルニキはシェーンハイントではなくシェーンハイトじゃありませんでしたか？ (2021年5月4日 4時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - あつめ。さん» ご報告ありがとうございます。アダムとイヴの話好きです (2020年7月16日 17時) (レス) id: 11b37f809e (このIDを非表示/違反報告)
あつめ。(プロフ) - このキャラ感めっちゃ好きでいつも読ませていただいてます！アナザー（49ページ）のところで名前がアダムになっちゃってます…（ｺﾉﾘﾝｺﾞﾉﾊﾅｼｯﾃｱﾀﾞﾑﾄｲｳﾞﾉﾖｳｿｶﾅ） (2020年7月16日 16時) (レス) id: 4ea6ed452d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年7月5日 0時
