◆515.【ルート】マイペース ページ36
イヴ.
これはスカラビアでの一件が終わって翌日、カリム先輩が「ジャミルを休ませよう」と提案した時の話です。
カリム「ブロットが抜けるまでジャミルは休んでてくれ。寮の事は他の寮生達とでなんとかするから」
アズール「僕達も協力しますよ。なので、ジャミルさんはカリムさんの事は一切気にせず、おやすみなさってください」
その時のジャミル先輩の嫌な予感を予想したような顔を私は今でも忘れない。
ジャミル「カリム！料理にそうドバドバと調味料を入れようとするな！」
カリム「す、すまん。美味くなるかなと思って」
別の日
ジャミル「アズール！うちの寮生達と変な条件の対価で契約を交わそうとするな！」
アズール「僕は良かれとやったことですよ」
別の日
ジャミル「ジェイド、フロイド！飽きたからって途中で投げ出して他の事をしようとするな！」
ジェイド「おやおや、怒られてしまいましたね」
フロイド「別にいいじゃん。他の事はちゃんとやってんだし〜」
私達、オンボロ寮もなんだかんだ巻き込まれたからと、カリム先輩に「お前達も何もしなくていい！」と言われたため、ずっと黙って見ていたが、
『君ら、バカだろ』
痺れを切らしたAちゃんは呆れ顔でそう言った。
カリム先輩とオクタヴィネルの先輩方がAちゃんの前で正座するというシュールな光景に苦笑い。
『３日間黙って見てたけど、君らジャミル先輩を休ませる気ねーだろ』
フロイド「は？ンなわけねーじゃん。やる事ちゃんとやってんじゃん」
『洗濯物たたんでいた途中でいきなり踊り出す奴に説得力なんてねーよ』
ジェイド「フロイドは気分屋ですからね。おまけに束縛されるのが嫌なんですよ」
『君も人のこと言えないからなジェイド。借りた部屋に菌床を持ち込むんじゃない』
「スカラビアの気候は��砂漠キノコ��がよく育つんですよ」といい笑顔で言うジェイド先輩。
��砂漠キノコ��ってなんだ
心の中でそうツッコミつつ、ずっと離れて場所でその様子を見ていた私はグリムくんを抱きながらAちゃんの隣に立つ。
イヴ「せっかくだから私達も手伝おうよ。なんだかんだご飯ご馳走になってるし」
『こうなる前から僕達も若干手伝ってたけど……まあ、仕方ないか』
カリム「A達も手伝ってくれるのか？ありがとな！ジャミルもきっと喜ぶよ！」
『こうでもしないとジャミル先輩、ストレスが溜まる一方だろ』
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冬雪(プロフ) - ブルーサファイアさん» ご報告ありがとうございます (2020年10月4日 18時) (
レス) id: a124ecb095 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーサファイア(プロフ) - 507話の『お前の宴好き、なんとかならないのか？』のところなんですけどアズールのセリフになってますが喋り方からしてジャミルではないでしょうか？ 何度も読み返してます！頑張ってください！ (2020年10月4日 15時) (レス) id: bd3a10c6c4 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - moekaさん» ◆１５◇のProfileで詳しく書いたつもりのものがありますのでそちらへお願いします (2020年8月25日 17時) (レス) id: cd043d76e1 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - それぞれの監督生の性格などが詳しく知りたいです。検討をお願いします。 (2020年8月25日 16時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 冬雪さん» ありがとうございます(*´▽｀*) (2020年7月29日 10時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年6月24日 0時
