99.朝食作リ ページ3
.
「(今日は何にしようか…)」
カラ松「今日の朝食は何にするんだ?」
「昨日は洋食でしたし、和食にしようかと…」
カラ松「唐揚げか?」
「朝からですか!?」
「だ、だめか?」と困惑した表情を浮かべるカラ松さんに私も少し困惑してしまう。
唐揚げの下ごしらえから始めてしまうと時間がかかってしまうためカラ松さんには悪いが却下することにした。
冷蔵庫から食材を出していると「girl」と呼ばれ振り向く。
カラ松「この味噌汁いつ作ったんだ?」
「昨日の夜です」
カラ松「…いつもこんな風に準備しているのか?」
「はい」
カラ松さんは少し黙った後「俺も手伝うぞ」と言われて私はお言葉に甘えてカラ松さんにはサラダを作ってもらうことにした。
私は鮭の焼き具合を見ながら卵焼きを作ることにした。
カラ松「なあ、girl」
「はい?」
カラ松「何故girlはそんなに一生懸命になれるんだ」
「一生懸命…?」
カラ松「俺たちは半端無理矢理ここに連れてきてここで炊事洗濯掃除などをやらせている」
「おそ松さんの命令なので」
カラ松「girlにも私生活があるはずなのに、こんな所にマフィアにいいように使われて満足なのか?」
あまり、考えた事がなかった。
おそ松さんに会えたのが嬉しくて、おそ松さんに「俺たちのファミリーに入ってくれ」と言われた時は本当に嬉しかった。
おそ松さんに出会ってから、弟さん達と出会えたしトト子さんに「お友達」と言われるようになった。
「おそ松さんは恩人なんです」
カラ松「恩人?」
「ありがとうございます、という言葉だけじゃ足りないほど、私はおそ松さんのことを恩人だと思っています」
.
9人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨雪 花 | 作者ホームページ:http://HI.END.WOLD 1017
作成日時:2018年3月10日 0時