◇153.全力で否定 ページ10
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一般人の奴らは更に一般人を巻き込んで、最終的にはディアソムニア寮の奴らを巻き込み、押し潰されていく様を僕らは呆然と見ていた。
『ってなことがありまして』
ケイト「なるほどね〜」
会場の裏でリドル先輩達と合流した僕ら。
さっき見た光景を話せばケイト先輩は「ご苦労様」と僕達の頭を撫でた。
リドル「観客の誘導は出来たのかい？」
イヴ「は、はいっ」
デュース「観客も他の生徒も安全な場所へ誘導させました」
『殆どの一般人は��体が勝手に動いた��って言ってたよ』
リドル「じゃあ今回の騒動はラギー・ブッチの仕業ということだよね？
……でも、１人であんな大掛かりなユニーク魔法をどうやって」
たしかに、１人であんな一般人の数を操れるなんて見たことなかったし、出来たことが驚きだ。
すると、ジャックがこっちに駆け寄る。
ジャック「先輩達がもうすぐで来る」
グリム「な、なんか緊張してきたんだゾ……」
イヴ「わ、私も……」
ケイト「オッケー。リラックスリラックス〜。
何があっても女の子達はオレが守るよっ」
そう言ったケイト先輩は僕らにウインクした。
もともと僕らの役目は一般人の安全の確保と誘導を任されていたため、役目としてはこれで終わり。
だがしかし、
『まあ、出来る限り僕達も戦うけどな』
エース「いやいや無理だろ」
イヴ「ここにあらかじめ用意しておいた警棒のようなものがありまして」
デュース「物騒だな！？あの時の警棒か？」
『能無しも能無しなりに戦えるってことをあいつらに教えてやらないとな！』
イヴと笑って言えば、顔を青くするエーデュース。
リリア「お主ら」
『うわっ！？』
イヴ「うわっ！？」
すると、リリア先輩が逆さまで現れた。
リリア「元気なのはいいが、ほどほどにしておけ。
お主ら女子に怪我をさせてはわしらもかっこつけられんからな」
『……ショタに心配された』
イヴ「そこは��子供に��じゃないんだ」
エース「オマエやっぱショタコン……」
『ショタ！コン！！じゃない！！！』
全力で否定しているとリドル先輩に手で口を塞がれてしまう。
リドル「静かに」
リドル先輩が指差した方向を見ると、フィールドにサバナクローの奴らが集まっていた。
そこには、レオナ寮長とラギーもいた。
リドル「準備はいい？」
リドル先輩の言葉に、僕らは頷いた。
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冬雪(プロフ) - アルファさん» ご報告ありがとうございます。これからもご愛読の方をお願いします (2020年4月17日 15時) (
レス) id: e3ba6a1386 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - 161話で、八つ当たりはジャックすればいいになってました (2020年4月17日 11時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とっても面白くて、何回も読み返したくなる面白さ･･･ヤバいです！ (2020年4月17日 11時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アルファさん» ご報告ありがとうございます (2020年4月16日 18時) (レス) id: e3ba6a1386 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - 186話でレオナがレオナ先輩ってさいごにいってました (2020年4月16日 17時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年4月12日 3時
