◇152.マジカルシフト大会 ページ9
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エース「そんで今日はオマエら体操着なんだな」
『うん』
寮服を着たエース達と合流し、屋台に挟まれた道を歩く。
グリム「ふぁ〜！！見てみろイヴ！
食い物の出店がいっぱいなんだゾ！」
イヴ「本当だね」
グリム「チェロスに、フライドケーキ。
あっ、スモークチキンもある！」
案の定、買い物の出店にテンションが上がっているグリム。
『んで、君らが今ここにいるってことは？』
エース「見事に選抜選手に選ばれませんでした〜」
デュース「同じく……」
本気で落ち込んでいるようだ。
２人の様子に、バカにすることも出来ず、僕はただ苦笑いを浮かべた。
『まあ、来年があるだろ』
デュース「だが、僕達には今日大事な仕事がある。気を引き締めていこう」
エース「そーね。オレらはそっちを頑張りますか」
��おー！��と４人で拳を上げる。
が、１匹足りないことに気づく。
グリム「あのタコ焼きってなんなんだゾ？
食べたい、食べたい！」
エース「あーとーでー！」
『行くぞ』
グリムを引っ張りながら僕らは会場を目指す。
『しっかし、リドル先輩も思いきった作戦考えるよねー』
エース「それな。協力してくれって言った時はどうなるかと思ったけどな」
相手に協力を頼んだ時に出会って数秒で睨まれた時はどうなるかと思ったが、事情を話せば２つ返事で承諾してくれた。
あとはサバナクローの奴らがどう動くか、だが……
その時だった。
〈えー……ゴホン。ナイトレイブンカレッジ寮対抗マジカルシフト大会へご来場のみなさま。
大変長らくお待たせいたしました。いよいよ選手の入場です！〉
アナウンスが響き渡ると観客の声が響き渡る。
『(始まった)』
〈まずは去年の優勝寮！３連覇なるか？
君臨する閃光！ディア〜ソムニアァ〜！！！〉
道の真ん中をディアソムニア寮の奴らが歩く。
刹那、
「ん？何の音だ……？」
「な、なんだあれ！？パレード、めがけて突進してくる奴らがいるぞ！？」
異変に気付いた僕らは振り返る。
「う、うわああ！体が勝手に……
どけ！どけ〜！！！」
「キャー！！！押さないで！」
「逃げろ！押しつぶされるぞ！」
こちらに向かって来るのは、物凄い勢いで迫り来る一般人の奴らだった。
イヴ「こ、こっちに向かって来てる！？」
デュース「ち、違う！
ディアソムニア寮の人達を狙っているぞ！！」
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冬雪(プロフ) - アルファさん» ご報告ありがとうございます。これからもご愛読の方をお願いします (2020年4月17日 15時) (
レス) id: e3ba6a1386 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - 161話で、八つ当たりはジャックすればいいになってました (2020年4月17日 11時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とっても面白くて、何回も読み返したくなる面白さ･･･ヤバいです！ (2020年4月17日 11時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - アルファさん» ご報告ありがとうございます (2020年4月16日 18時) (レス) id: e3ba6a1386 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - 186話でレオナがレオナ先輩ってさいごにいってました (2020年4月16日 17時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年4月12日 3時
