【宗教松】転生の歌姫《2》【おそ松さん】 (ページ10)

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56.戦イページ10

チョロ松.

カラ松の腕の中で眠る彼女。

チ「予想した通りだったね」

カ「兄貴が来るのも時間の問題だ」

彼女の銀髪が風に揺れる。
今は、魔法で眠らせてるけど
いつ起きてパニックを起こすのは
時間の問題だ。

「なーに、やってんの？」

カチ「！？」

上を向くと、瞳を赤く光らせ
こちらを見据える悪魔がいた。

お「お前らでしょ、転移魔法使ったの」

カ「この子を死なせる訳にはいかない。
この子は人間だ。」

お「殺さないと………終わんねぇんだよ…」

チ「アレはもう終わったんだよ！
あの子が居なくなった時点で終わった！」

お「ふーん……じゃあ

力ずくでも殺すよ」

悪魔が指を鳴らすと、空に剣が
何本も現れる。

チ「！！」

カ「っまずい！」

そして、また悪魔が指を鳴らすと
剣は勢いよく垂直に落ちてきた。

カ「っ…はぁ！！」

カラ松が印を結ぶと空中にバリアが現れる

お「ッチ、んじゃこれはどーかな？」

また悪魔が指を鳴らすと
ウンディーネを出してきた。

『ウンディーネ』水を司る妖精

お「ヤレ」

ウンディーネが泉の水を使って
渦潮を作り出す

カ「これは逃げた方がいいな」

チ「えぇ！？俺、泉の精だから
泉から出られないよ！！」