54.ゲスノ極ミ ページ8
おそ松.
チ「…で、なに?」
お「だからさ、十四松の『呪い』
解かれてねーかなって」
チ「心配無用。あいつ、鈍感に見えて
鋭いけどまだ思い出してないよ」
お「あー、よかった。
やっぱあの女、生かしておけないかも」
今日で六日間、あいつを監視してたけど…
エルフ達に協力したり…アレか?
人の良さってか?ただの良い子振りじゃ
ねーのか?あんな奴、俺が首を絞めただけで
本性が露わになるね。
「あの子を殺すの?おそ松兄さん」
お「トド松」
木々の隙間から姿を現したのは
トド松だった。
ト「あの子の本性が知りたいなら
あの子の側にさとりでも置いときなよ」
チ「さとりって…あの、人の心を読む
妖怪でしょ?あいつらに心読まれたら
一貫の終わりだね」
ト「チョロ松兄さんはいつも
邪な事考えてるもんねー?」
チ「おいしばくぞ小悪魔」
ト「僕小悪魔じゃなくて堕天使だも〜ん」
…さて、どうしたものか…
先ずはあいつを森に誘き寄せて…
そんで、魔の鉄柱で体を貫くか…
喉を引き裂くか…あいつは人間だし
直ぐに死ぬんだろうなぁ……
ト「うわ、おそ松兄さんが
きっもち悪い笑顔浮かべてるよ」
チ「ゲスの極みだね」
お「俺ゲスを極めてねーし!!」
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作者名:雨雪 花 | 作者ホームページ:http://HI.END.WOLD 1017
作成日時:2016年7月31日 21時