【宗教松】転生の歌姫《2》【おそ松さん】 (ページ43)

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89.髪結イページ43

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今、トド松さんに髪を梳かしてもらってる。
『君の髪寝癖だらけだから梳かすよ』と
言われたのでやられるままである。

ト「…君の髪、柔らかいね～」

貴「そうでしょうか？」

今は十四松さんもいて、果物を取りに
行っちゃった。トド松さんに
パシらせられたのだ。

十「採ってきたよーーー！！」

貴「あ、十四松さん」

十「あれー？髪型変えたの？」

貴「え？……あ」

自分の髪を触ると、三つ編みにされていた
しかもなんか見たことないリボンも
付いてる…

ト「てへ☆」

貴「………」

ト「だって～、女の子の髪
イジってみたかったんだもん。
大丈夫大丈夫！可愛いから！」

十「そうっすよ！！可愛いっすよ！」

貴「……そ、そうですか…？」

私は照れ臭くて、髪の毛先をイジる。

貴「……あ、そういえば…
一松さんやカラ松さんは…？」

ト「えー？わかんなーい。」

十「一松兄さんならさっき妖精の国で
買ったライフル持ってたよ！」

貴「また、悪戯ですか！？」

ト「いつもの事だから大丈夫だよ」

…なんか、物凄く心配になってきた。
十四松さんが採ってきてくれたリンゴを
頬張る。

貴「……あ、美味しいです」

十「うん。だってそれ知恵の実だもん」

貴「え」

ト「嘘だからね！？」