80.妖精ノ塗リ薬 ページ34
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貴「『妖精の塗り薬』…?」
書記を読んでいたら、歌の歌詞と一緒に
妖精の塗り薬という薬らしき名があった。
『妖精の塗り薬』
普通、妖精が見えない人間用に使う薬
これを人間に塗ると妖精が見えるようになる。
貴「これです!」
……とゆうか、何故歌詞と一緒に薬が?
…まぁ、今は置いといて…作り方は………
貴「あ」
_________………………
ト『今から『妖精の塗り薬』を作ったとしても
貴女には渡せないわよ〜』
エルフに断られた。
貴「な、何故ですか?」
ト『本当はね?時々、妖精の目を持たないで
なんの取り柄もない人間みたいな子が
生まれてくる時があるのよ…で、そのために
『妖精の塗り薬』が使われるわけ。
でも、作り方がちょっと厄介だから
よっぽどの事じゃないと作らないのよ〜
それに、この薬が世間に知れ渡ったら…』
貴「わかっております!
使ったら直ぐに返します!」
ト『んー…でも掟だから〜………あ」
貴「?」
ト『Aが作れば?』
貴「え」
ト『大丈夫よ!薬草を少し集めて
数日眠らないでその薬を持ってれば
出来上がるんだから!」
貴「数日!?」
ト『さ、妖精の塗り薬が必要なんでしょ?
だったらさっさと採りに行ってこい!」
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作者名:雨雪 花 | 作者ホームページ:http://HI.END.WOLD 1017
作成日時:2016年7月31日 21時