70.イツモノ事ダ ページ24
カラ松.
一「はぁ……寝る」
カ「まだ夕方だぞ?」
一「泣き疲れた」
そう言って、部屋に戻ろうとする
カ「あぁ、ならその毛布を取ってくれないか?
今、身動きが取れなくてな…」
一松は、俺の膝で眠るAを見て
椅子に掛けてある毛布を取り
一「ほらよ」
ブンッ!!
カ「え…ブフゥ!!」
凄い勢いで、毛布が飛んできて
そのまま顔面に直撃した。
貴「…!……あれ?私寝てました?」
俺の悲鳴で起きたそうだ。
一「あーあ、クソ松のせいで
起きちゃった」
カ「えぇ!?」
投げたのお前で明らかにお前が悪いのに
強気!?嘘だろ!?……あ、もしかして
本当は自分が悪いと思うけど
素直になれないんだな。
カ「フッ、可愛い奴め」
ドーーン!!
貴「きゃっ!」
オゥ…今度はバズーカか…
貴「か、カラ松さーーん!」
一「ケッ」
バズーカをいつも何処に隠し持ってるか
わからないが…これも照れ隠し…
貴「だ、大丈夫ですか!?」
カ「ああ、いつもの事だ」
彼女は、本当に心配しているようだ。
他人に此処まで心配されるのは
久しぶりだ…確か…百年前くらいか…?
一「……あ、黄昏てる。脳みそヤラレタか」
貴「ふぇええぇ!?」
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作者名:雨雪 花 | 作者ホームページ:http://HI.END.WOLD 1017
作成日時:2016年7月31日 21時