【宗教松】転生の歌姫《2》【おそ松さん】 (ページ15)

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61.記憶ガ抜ケタ悪魔ページ15

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貴「もう、大丈夫なんですか？」

お「おう！もう元気だぜ！」

先日、おそ松さんが何故か苦しがっていたので
それから寝たっきりになっていた。
そして今日、森に来てみたら
おそ松さんは平気そうにフヨフヨ
してたので………なんだか安堵した。

貴「安堵しました…気付いたら
苦しがっていたので…」

お「俺もなんで苦しんでたのか
覚えてない」

貴「そうなんですか？」

お「んー…なんでだろ？」

おそ松さんは、逆に浮かびながら
人差し指で頭をぽりぽりと掻いた。

お「なーんか、忘れたみたいで…
腑抜けちゃうんだよね～」

貴「大事な事だったんでしょうか？
早く思い出させるといいですね…」

お「んー」

私と出会った記憶があるのに
先日の事は思い出せないらしい。

「あれー？おそ松兄さんとAちゃん」

すると、木の上から現れたのは
トド松さんだった。

お「よっ、トド松」

ト「ヤッホーおそ松兄さん。
こんな所で、Aちゃんをナンパ？」

お「うん」

貴「え！？」

お「…ってのは嘘」

ビックリした…この二人は何処か
悪戯心があるのか…隙がない。
私がしっかりしないと！

貴「も～、トド松さんもおそ松さんも
冗談はよして下さいよ～」

ト「あはは、ごめんごめん」