58.運命ノ狭間 ページ12
カラ松.
カ「!…グッ!」
チ「カラ松!!」
彼女を目当てに火の玉が飛んできた。
俺は咄嗟に彼女を庇い
腕に火が纏った。
一「クソ松!!」
お「よそ見はダメですよー?」
一「!…グアッ!」
一松がおそ松の爪で腹に一筋の
傷を負った。一松の腹から血がポタポタと
垂れ落ちている。
カ「一松!!」
お「へっへーん、カラ松お前、そんな腕じゃ
印を結ぶのも難しいだろ。
まぁいいか…ココにトド松と十四松が
いなくて良かったぜ。」
チ「お前いい加減にしろよ!!」
お「お前らもいい加減にしろよ
こんな奴、唯の『破壊兵器』に等しいんだぞ
だったら今、ここで殺した方が
いいだろ。」
兄貴の目は本気だった。
早く、ここから逃げないと…
チ「カラ松!早くその子を連れて逃げろ!」
お「そうはさせないよー?」
兄貴は、俺たちの周りに火柱を立てた。
逃げ道がなくなった。
お「さぁ、早くそいつを渡せ」
ここまでなのか?
…いや、この子だけでもトド松達の元に…
「………ん」
カ「!!」
そんな時、彼女の目が開いた。
貴「……あれ、ここは?」
お「あ、起きた?Aちゃん」
さっきとは違う雰囲気を保つ兄貴。
貴「……おそ松…さん?」
お「そ」
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作者名:雨雪 花 | 作者ホームページ:http://HI.END.WOLD 1017
作成日時:2016年7月31日 21時