□67.新鮮 ページ18
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緑谷「ほんっっっとありがとう白野さん！！」
『いえいえ』
緑谷くんとショッピングモールにて。
私が買った期間限定の��植物とオールマイト��という奇抜なデザインのフィギュアを彼に手渡すと大袈裟なくらい緑谷くんに感謝された。
そもそもオールマイトさんはあの時植物と戦っていないじゃないか、というツッコミは喉の奥へと押し込む。
『喜んでくれて良かったです』
緑谷「あ、そうだお金……」
『あぁ大丈夫です。私のお金ではないので』
緑谷「え？」
『緑谷くん、用事は済みましたか？』
緑谷「あ、うん」
『なら私ここに来る前気になるお店を見つけてしまったので付き合ってくれないでしょうか？』
緑谷「も、もちろん！」
しかしショッピングモールとは凄い場所だ。
大きな建物の中に多種多様なお店があり、休日なためか人が大勢いて下手したら人酔いしそうだ。
エスカレーターを降って目的の場所に辿り着く。
『ここです』
緑谷「……ジェラート？」
『買ってきます』
緑谷くんの分も買ってお店の外で待っている緑谷くんの元へ駆け寄って「どうぞ」とメロン味のジェラートを渡す。
緑谷「え、僕の分まで！？あ、ありがとう……あ、お金」
『大丈夫です。
これは私のお金ですが私が勝手に買ってきた物ですので』
緑谷「で、でも……」
『早く食べないと溶けちゃいますね。あそこのベンチに座って食べましょうか』
緑谷くんの手を引いて中央に設置されているベンチに２人で腰掛けて食べ始める。
緑谷「ね、ねぇ……本当にいいの？」
『しつこいです』
緑谷「うっ……でもタダで貰うわけには」
『……緑谷くん』
緑谷「？」
『私、すっごいテンション上がってるんです』
緑谷「……………………ま、まじか」
「全然表情変わってないけど」と困惑した表情の緑谷くんに言われてしまうが自覚している。
『クラスメイトの人とはおろか、家族とも行ったことなかったので私にとって凄く新鮮で楽しいと思いました』
緑谷「白野さん……」
『だから緑谷くんが誘ってくれたことに感謝しているんです』
緑谷「……」
『こういう所って、明るいんですね』
上を見上げると天井はガラス張りになっていて青い空と呑気なまでに流れていく雲があった。
緑谷「……白野さんって不思議な人だよね」
『何故でしょう、よく言われます』
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夢桜(プロフ) - 夢を見たのは緑谷君かっ！最初から見させて頂いてます！とても面白いです！無理せず頑張って下さい！夢主ちゃんの性格好きだなぁ… (2019年11月17日 12時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
カロメG - この主人公の子の性格とても好きです！推しのホークスも出て来てて嬉しいです！ (2019年9月23日 1時) (レス) id: e6da68bb26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2019年9月21日 15時
